アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

AMONGST THE CATACOMBS OF NEPHREN-KA

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「賢者より愚者の方が世には多い。しかも賢者さえ、心は分別よりも狂気で満ちている」

By セバスチャン・シャンフォール


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


衆愚政治ココに極まり

 普段から新聞読んでたり世間の事にアンテナ貼ってたりするロンマニアの方ならば、ワタクシの言わんとする事が分かると思うのである。そう、ギリシャの【国民投票とかいう茶番劇の結果】についてである。コレについて話そうとすると「クルマとゲームとサバゲーにしか興味無いヤブ医者は黙ってろ。第一、コレの結果がお前の人生にどう響くって言うんだ。関係無いだろ」とか言われそうなのでアレなのだが(笑)残念な事に関係大アリなのである:

ギリシャ経済があぼーんする

他のEU諸国も巻き込まれる

EUが不況に陥ったら、当然アメリカやニッポンも巻き添え喰う

ニッポンの景気が悪くなる

ニッポンの自動車メーカーは危機回避のため、幾つかのプロジェクトを断念する

スポーツカー開発は凍結され、モータースポーツは撤退を余儀なくされる

次期愛車は外車を買わざるを得なくなる

ワタクシ将、外車の購入費と維持費で無事死亡

( ゚Д゚)マズー

というワケで、ワタクシには関係大アリなのである(笑)リーマンショックの時はトヨタとホンダとスバルがF1&WRCから撤退した上に、新型ロードスターのデビューが三年遅らされて、その他販売予定だけどポシャったクルマが多数あるんだから、ワタクシが如何にギリシャ発の”ギリシャショック”に怯えているかがお分かり頂けると思うのである(爆)


 まぁ何ちゅーか、民主主義の限界を見せつけられたって感じである( ̄〜 ̄)民主主義ってのは、国民が賢くないと成り立たんシロモノなのである。国民がテメェの周囲5メートルだけじゃなく国と社会全体、更に言えば諸外国や世界全体を見渡して「自分とその他の最大公約数の幸福を得るにはどうすれば良いのか」を考えているからこそ、国民に主権がある事の意味があるのである。テメェの都合しか考えてないヤツが主権を持ち、ソレを行使したらどうなるのか。その分かり易い答えが、この国民投票なのである┐( ̄ヘ ̄)┌10年後20年後、人類はこの事を「民主主義の限界」として社会学政治学の教科書に載せるだろうとワタクシは予言する次第である。


タイプムーンのテクノロジー2015

 何ちゅーか、あの国からアリストテレスプラトンソクラテスが生まれてきたとは、今回の茶番劇みると俄かに信じがたいのである(^_^;)プラトンの「国家」なんかは2400年前の本だけど、未だに「どんだけ先の事考えて生きてたんだよ、この人は( ̄Д ̄;)」ってぐらい内容がヤバいので、大坊やってるロンマニアの方は一度読んでみると良いと思うのである。もっとも今のワタクシはそういう本を読む気力も体力も既に失ってて、こんなモンしか読んでないので悪しからず(笑)

ル・マン/WECのテクノロジー 2015 (モーターファン別冊)

ル・マン/WECのテクノロジー 2015 (モーターファン別冊)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三栄書房
  • 発売日: 2015/07/03
  • メディア: ムック

やっぱWECマシンは面白いのである。ただ単純に速ければ良いってモンじゃなく、燃費も耐久性も整備性も良くなきゃ勝てないからである。様々なトレードオフが存在する中での最大公約数を突き詰めるトコが、F1マシンと違ったWECマシンの魅力なのである。コレ読むと、トヨタのマシンは決して遅かったワケではなく、アウディとポルシェが大博打打ってきた&博打に勝ったからこその速さだってのが良く伝わってくるのである。日産?何ソレ美味いの(笑)


コンプティーク 2015年8月号 増刊 TYPE‐MOONエースVOL.10

コンプティーク 2015年8月号 増刊 TYPE‐MOONエースVOL.10

TYPE-MOONって、気が付いたら何時の間にか単なるエロゲメーカーじゃなくなってたのである。アージュニトロプラスなんかもそうだけど、キラーコンテンツを1つ作り出して、ソコから全年齢版なり小説なりグッズなりアニメなりスマホアプリなりに広げていった方が、会社としてはメチャクチャ儲かるからであろう。でも生憎ワタクシは基本アニメ観ないし、小説も爆睡するから数はこなせない(笑)ゲームがやりたいんだけど、メーカーが裾野広げちゃうと、自ずと減るんだよなぁコレが(^_^;)


*絶対vs相対

 だからワタクシは某沖縄知事みたく「民意ガー」とか、あるいは国会前で大騒ぎしてるサヨクみたく「憲法ガー」とかいうヤツは信用しない事にしてるのである。民意も憲法もソレが人間という不完全で不安定なナマモノが作ったモンである限り、絶対的な価値観とはなり得ないからである。無論、ソレがあるからにはワタクシは尊重はするが、盲目的に従う気にはなれんのである。ワタクシの知る限り、そういったモンを振りかざすヤツの相場は決まってる。何らかの”絶対正義”を守る”正義の味方”として”悪”を成敗したいヤツである。でもってその”悪”ってのは、大概ソイツが敵視するソレであり、つまり単なるルサンチマン以外の何でもないからである。


 この手の”正義の味方”が、テメェに不利益だと分かってても”悪”を断罪するならばワタクシもソレなりに評価したのであるが、この手のヤツは必ずって言って良いほどご都合主義である。よーするに「私は”正義の味方”だから、お前よりも偉い」って言いたいだけであり、正義や信念に殉じる覚悟なんて最初から無いのである。世の中には絶対的正義なんてモンは存在せず、あるのは今よりも良いモンを目指して、不断の試行錯誤&切磋琢磨を重ねながら進化を続ける相対的正義だけであr・・・という堅苦しい事を言ってもウケが悪いので、コレぐらいにしておくとしよう(笑)ワタクシの関心は「ギリシャの崩壊が数年後の新愛車選定にどう影響するか」だけであり(爆)ソレ以上でもソレ以下でもない今日この頃であった。