DICKCHEESE

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「学校には学校の教科書がある。社会にはもっと大きくてもっと分厚い、もっと大事な教科書がある。心配するな」

Ｂｙ　島田洋七

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊夏草や、学生共が、夢の跡

　さて、集団的自衛権が参院で可決されてから、もう１週間が過ぎたのである。某学生運動のスポークスマン曰く「コレが可決されたら更に激しい抗議運動が待っている」と言っていたのだが、どうやら【たった３人しか来なかった】んだそうである(￣〜￣)でもって例の学生連中だけど、何故だか知らんが【反原発運動に傾倒してる】んだそうである┐(´∀｀)┌まぁ何ちゅーか、薬害エイズの時と同じである。本来目的を達成するための手段であったはずのデモだけど、ソレが何時の間にかデモする事自体が目的となってしまってるのである。現実見れる真っ当な人はドンドン抜けていって、残った現実見れないor見たくないヤツが少数精鋭化して結束を強めて、何時の間にか既存のサヨク組織に取り込まれるのである。

　前にもネタにしたことあると思うんだけど、前の安保闘争に関わった経験のある人曰く「デモは最高に楽しかった」んだそうである。同じ志の人間が大勢集まって、大義の為に一致団結して”巨大な悪”に挑む。部活めいた強烈な一体感に加え、正義の味方めいた強烈な使命感を味わう事になるんだから、そりゃ気持ち良くない筈が無い。その人曰く「余りにも気持ち良過ぎて、ずっとソレを味わっていたくなる」んだそうである。更にその人曰く「その場から離れたら、如何に自分が一人じゃ何も出来ない無力な人間かを思い知らされる。未だに運動してる連中は、ソレを認めるのが怖いから止められない」んだそうである。まぁ代表の彼も、この運動終わったら何も残らんだろうから、気持ちは分からんでもないのである(^_^;)

＊ブレーキ残しブロス

　まぁ連中が何も変えられなかった理由は単純明快、本気で変える気がハナッから無かったからである。その最たる例が、この前のハンストである。もう「俺達はハンストしたッ！俺達は正義の為に身体を張ったんだッ！他の何もしない有象無象共とは鍛え方が違うッ！精根が違うッ！理想が違うッ！決意が違うッ！」ってので満足しちゃってるから、連中にとっちゃ結果なんてどうでもいいのである┐(´-｀)┌まぁこの話はコレぐらいにして、楽しい話をしようジャマイカ（笑）

REV SPEED 2015年 11 月号 [雑誌]

久々に読み応えのある特集である。コーナリングでブレーキを残す方の言い分、残さない方の言い分がシッカリ載せてあって、どっち派であっても互いに互いの言い分から学べるようになってるのである。因みにワタクシは残さない派である。モータースポーツに限った話じゃないが「何故そうするのか？ホントにソレが正しいのか？」を常に考えてないと、スポーツって上手くならんのである。

ROADSTER BROS.08 (モーターマガジンムック)

まぁ納車も近いんで、ボチボチ準備しとこうと思った次第である（笑）まぁNDの記事は少ししかない＆殆どNC以前の記事なのは仕方ないとして、ロードスターオーナーのオッサン率にはビックリである（爆）まぁワタクシもオッサンなんで、人の事は言えんのだが(^_^;)何はともあれ、益々以って納車が楽しみである。

＊正義を疑おう

　まぁ今更言うまでもないと思うけど、ワタクシはこの学生連中の事はハナッから評価してなかったのである(￣ヘ￣)勢いだけで向こう見ずなのは若いからしゃーないし、勉強不足なら勉強すればいいだけの話である。何がダメかって、テメェの正義を疑えないトコである。ハナッから「自分達は正しい」って前提で話していて、他人の意見に全く耳を傾けず、批判者を敵と決めつけ一方的に攻撃する。たとえどんな大義がそこにあろうとも、たとえどんなにソレが正しくとも、ワタクシはこの姿勢を一切評価しない次第である。古今東西、この手のヤツが権力を握った時、歴史上の”惨劇”だとか”悲劇”とかやらは起こっているのである。ソレはワタクシが言うまでも無く、歴史の教科書に書いてある事である。

　ちゅーのも「自分が正しい」って信じて疑わないヤツってのは、その後必ずって言っていいほど「コレは正しい事なんだから、多少悪い事しても仕方が無い」って考えるモンであり、現に【そういう行動してるヤツ】が既にいるからである┐(￣ヘ￣)┌ 上記のモータースポーツのソレじゃないけど、何をするにしても「何故ソレはそうなってるのか？ホントにソレは正しいのか？」ってのを頭の片隅に置いておかないと、物事は決して成長しないのである。本来民主主義ってのは、こういう風に異論をはさむためにあるモンなのに、連中は異論を排除してる。民主主義とは、永遠に続く議論の混沌の渦の事である。改めてそう思う今日この頃であった。