ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「偉人も小人も、同じ偶然、同じ不快、同じ情熱にみまわれる。だが一方が車輪の端にいるのに対し、一方は車輪の中心にいるから、同じ動きでも振り回されることが少ないのである」
By ブレーズ・パスカル
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*冬のガスガン
もう長らくサバゲーじゃ使わなくなった【マルイのハイキャパ】だけど、また買い直してみようと思うのである。ちゅーのもトレポンの製造元であるシステマが、この度【ハイキャパ用のCO2ボンベ対応マガジン】を発売してきたからである。コレの何が凄いかって、冬でもガスブローバックが撃てるようになる事である。サバゲー属性やエアガン属性の無いロンマニアの方にはピンと来ないかも知れないが、ガスガンってのは気温が下がると気化し難くなるため、冬だと射撃性能が大幅に落ちるのである:
とまぁ、こんな感じにヘロヘロな動きになってしまうのである(^_^;)因みに夏だとこんな感じである:
だからワタクシは気温が下がってくる11月から来年の4月辺りまでガスガンは封印して、その代わり【電動ハンドガンM9A1】を代用品として使ってるのである。が、コレが想像してた以上にショボいのである(^_^;)やっぱハンドガンってのは弾が出るだけでなく、スライドがガシガシ動く&リアルサイズのマガジンを使うからこそリアリティがあるのであり、ソレが無い電動ハンドガンは単なる「弾丸発射装置」なのである。
でもこのCO2ボンベ内蔵マガジンの登場によって、冬場でもスライドがガシガシ動くハンドガンを使えるし、使えるって事は冬場におけるサバゲーの楽しみ方も増えるってモンである。小耳に挟んだ話、CO2は気化が安定していて、冷蔵庫で冷やした状態で撃っても初速が10m/sぐらいしか下がらなかったんだそうである。そう、このCO2ボンベ方式が成功すれば、将来他のハンドガンにも対応モデルが生まれたり、ガス長物やガスショットガンにも応用されるようになり、今までがフロンガスの不安定性ゆえに主力になれなかったソレが主力になる可能性だってあるのである。まぁ現物を手に入れて実際に使ってみない事には何とも言い難いが、試してみる価値はあると思うのである。
*真ん中に水平対向エンジン
話が変わり過ぎてアレなのだが、WRX-STIに未来は無いと思うのである(笑)何故ならスポーツカーにおいて、水平対向エンジンをフロントに積むメリットは薄いからである。水平対向は何をどうやっても頭の重たいフロントオーバーハングになるからであり、ソレ故に慢性的なアンダーステアと後輪のトラクション不足が出てくるモンである。ソレより何より、深刻なのはエンジンのパワー不足である。他社は軒並み350馬力以上をフツーに出してるのに、スバルのエンジンは未だに300馬力前後が精一杯である。前にも言ったけど、4WDはハンドリングや楽しさという面で劣る分”速くてナンボ”のクルマであり、速くない4WDには将来が無いのである。
ポルシェなんかはソコが分かってるから、水平対向エンジンは真ん中かリアにしか積まないし、エンジンを前に積む場合は水平対向ではなくV6やV8を使ってるのである。このままWRXはVABが最後のモデルになり、ランエボの後を追う事になるか・・・と思ったら、何と【スバルがミドシップのハイブリッド・スポーツクーペを開発中】という情報が入ってきたのである・・・・・
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・・・というのがワタクシの率直な感想である(笑)ちゅーのもWRX-STIというブランドを残したいのであれば、ワタクシが考える限り方法は2つしか無かったからである。1つは「エンジンパワーを上げる」である。慢性的にアンダーでトラクションの掛からないマシンを速くしたいのであれば、単純にパワーを上げていくしかないからである。が、スバルにゃそんなハイパワーエンジンを作るだけの余裕もノウハウも無いのは分かってた事である。
*スバルvsポルシェ
そうすると2つ目の「水平対向エンジンを前に積まない」である。エンジンパワーを然程上げずに速くしたいのであれば、フロントオーバーハングとフロントヘビーな構造の方を何とかするっきゃないって話であり。レイアウトのMR化ってのは非常に有用だからである。MRがスポーツカーにおいて最も有利なレイアウトである事は、レースの世界を見れば明らかである。国産車で本格的なMRスポーツって現行車じゃ(今度出る)NSXぐらいしか無かったので、そのバリエーションが増えるってのは良い事である(^-^)何つーか、まさかスバルが大正義ポルシェ様にケンカ売ってくるとは夢にも思った事は無かったのである(笑)
コレが市販されるかどうかはまだ分からんが、市販されたらコレと真っ向からカチ合う事になるからである。共に水平対向をミッドシップ搭載して、共に4気筒で、共にクーペでである。今までのスバルはポルシェと同じ水平対向とは言え、スバルは単に「胸を借りてる」だけだったのであるが、今回は相手の土俵に乗り込んで勝負する事になるからである。
無論そうなったら、ワタクシはスバルを応援しつつも、実際買うとしたら双方を天秤にかけて交渉に臨むであろう(笑)ワタクシはこういう意欲的なクルマは大好きだし、コレぐらい派手にやった方が盛り上がるってモンである。多分値段は600〜700諭吉前後になると思うが、歴代限定モデルがその位でも余裕で完売した事を考えれば&ケイマンはオプション入れたりするとソレ以上するから、決して悪くない値段だと思うのである。スバルはもうWRCやらないんだし、ラリーイメージを打ち消して新しいスバルのスポーツを示す意味でも、このクルマは絶対発売した方が良いとワタクシは思うのである。MRはクルマ好きにとっての永遠のロマン。その事を再認識した今日この頃であった。