アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MAGNIFICENT GLORIFICATION OF LUCIFER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「智者には説き、愚者にはアジれ。大衆を動かすには、少々馬鹿げたことも言わねばならない。識者は腹の中で冷笑しているが、大衆はこれで動く。九割が動き出せば、理智的な残りの一割は嫌でもついてくる」

By 辻政信


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*恐怖七度

 名作とそうでないモンの違いは何か?ワタクシは「フォロワーの有無」だと思うのである。ドラクエテトリススト2の何が凄いかって、ソレそのものが面白いのもそうだけど、その後にアホ程フォロワーを生み出した事にあるのである。でもって生み出されたフォロワーからまた傑作が出て、その傑作がまたフォロワーを生み出して、一大ブームが生まれるのである。そう考えれば「バイオハザード(以後バイオ)」シリーズもソレそのものが面白かった&フォロワーも結構生み出した&一時的だけどサバゲーブームにも貢献したことから、バイオは名作だと言って良いと思うのである。でもってその名作が、遂に新作を生み出すんだそうである:

ワタクシは初代からのバイオファンなので、フツーだったら「和ゲーの逆襲キタ━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━!!」って喜ぶトコなんだけど、残念ながらそうは問屋が卸してくれなかったのである(笑)ちゅーのも、前作のバイオ6がとんでもないクソゲーだったからである。4と5は「今までとは違うけど、まぁコレはコレでアリかな( ̄〜 ̄)」って思ってたのであるが、6は完璧なまでにダメだったのである:

  • とにかく視野が悪く、カメラワークも悪いせいか3D酔いする
  • サバイバルホラーじゃなくパニックアクションになってる
  • 恐怖以外の醍醐味だった「持ち物制限をやりくりする」「弾や薬を大事に使う」が無くなった
  • ムカつくほど多いムービーとQTE
  • クリア後の楽しみ(ロケットランチャー、弾数無限など)も無い

一言で表せば「ゲームである必要性が無い」という事である。和ゲーによくある「ストーリー性ガー」ってヤツで、ソレを使って大いに盛り上げようとした結果、ゲームとしてはひどく退屈なモンになっちゃってるってワケである('A`)何ちゅーか「ソレなら実写かアニメでやれよ」ってワタクシは言いたくなるのである。ストーリーが大事なのは分かるのであるが、ゲームである事を忘れちゃならんのである。だから今回の7は、ワタクシ的には様子見って感じなのである。


*人は革命の理念にではなく、革命家についていく

 このサブタイの言葉は大坊時代に部活の先輩から教えてもらった言葉であるが、人間社会というモンを良く表してる言葉だと思うのである。今回の舛添要一東京都知事の辞任問題にと、ソレに関連して【石原慎太郎はもっとメチャクチャやってた】って話が出てきた時にも、ワタクシの脳裏にはこのサブタイの言葉が浮かんできたのである。そう、この言葉の意味をよく分かっていたのが石原氏で、ソレを全く分かってなかったのが舛添氏なのである。舛添氏は盛んに「違法性は無い」「私は論理的にやっている」って言葉を繰り返すが、たとえソレが正しかったとしても、その言葉に説得力は無いのである:

でもって石原氏の場合はその逆で、言ってる事ややってる事は結構メチャクチャだけど、その言葉には変な説得力があったのである。だから石原氏時代は三国人発言やら四男の問題やら、舛添氏以上の問題が色々あったにも関わらず、辞任どころか4回も当選しちゃったワケである。


 そう、人間ってナマモノは「人か理論か」と問われた時、その多くは人を選ぶのである。なぜなら理論は有限だけど、人は無限だからである。理論ってのはそれに当てはまる時だけは有効だけど、少しでもずらされたり範疇外の事だと無効になってしまうのである。じゃあその場合、どうやって決断するのか?答えは「人が決断する」である。だから説得力のある人の周りには人が集まって、集まった人が力を持つようになり、その力が大きいと時には正論が通らなくなるのである。そう、理論や知識って一見強く見えるけど、実は思ったよりも弱いのである。人は何となくソレが分かるから、選挙だと石原氏タイプの候補者が勝ち易いのである。


 だから他人と話していて、他人を説得しようと思ったら、無暗に正論や反論を並べるのは効果が無いどころか、時には逆効果ですらあるのである。だから他人を説得しようと思ったら、まず自分が説得力のある魅力的な人間になる必要があるとワタクシは思うのである。でもって選挙なんかが分かり易い例だけど、サヨクにかぶれるようなヤツはコレが分かってないのである。人を説得しようとして知識武装して論破しようとしても空振りに終わり、ソレが原因で周囲からも疎んじられて、ソレを逆恨みして世間や国のせいにして、最後は同じような境遇のヤツらで固まって傷を舐め合う。サヨク政治家やサヨク評論家にカッコいいヤツが居ないのは、つまりそういう事である。


*その日まであと5ヶ月

 さて、話をまたゲームに戻すとしようジャマイカ。ぶっちゃけバイオ7は上記にもあるように「超やりたいってワケじゃないけど、余裕があったらやってみたい」って感じである。ただまぁ1や2で味わえた怒涛の恐怖ってのは、もう二度と味わえないんじゃないかなと思う次第である(^_^;)敵が何処から襲いかかってくるか分からず、弾薬も薬も限りがあって、アイテム数の制限もあって、セーブポイントも限られてる上に回数制限がある。敵や戦闘以外でも常時恐怖感に晒されるストレスと、ソレ等を切り抜けた後の反動からくる達成感と、無限ロケランで無双するカタルシス。7になってソレが復活するか否かが、シリーズ人気再建に欠かせない要素だと思うのである。


 まぁそんな事よりも、ワタクシはこっちの方が遥かに気になっているのである:

こっちは発売まであと5ヶ月となったのだから、もう何ちゅーかワクテカが止まらんのであるo(^∇^)oR35NISMOとNDが収録されていて、しかも首都高コースまでも収録されてるのだから、ワクテカしない方がどうかしてるのである(笑)さてもういい加減遅いので、お暇しようと思う今日この頃であった。