ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「義理、人情、礼節はうるさいほど叩き込むべし。時代にそぐわぬと思うほうが狂っている」
By 篠竹幹夫
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*オッサン時代の終焉
ニッポンのチューニングカー文化は2002年で終わっていて、今尚続いてるのはその時代の残り火。コレは以前から言い続けているワタクシの考えである。その頃に第二世代GT-R、スープラ、RX-7、シルビアといったチューニング文化を牽引していた車種が生産中止になり、バブル景気の余韻も完全に無くなってニッポン経済は低迷していき、ハイブリッドとミニバンのブームが起こって等々。よーするに、ソレまでのチューニング文化を支えてた土台が崩れ始めたのが2002年なのである。ワタクシが思うに、コレはチューニング文化が衰退したというよりかは、本来の姿に戻ったと言った方が良いと思うのである。免許取りたての若造がフルローンでBNR32の新車を買えた国なんて、古今東西探してもバブル期のニッポンぐらいなモンである。
今「クルマは弄る楽しみガー」とか「MTには操る醍醐味ガー」って言ってるヤツは、ほぼ間違いなくその時代を生きたオッサン共である(笑)今時の子は男子でもAT限定免許が珍しくないし、今のクルマは電子制御が必要不可欠だし、ノーマルで殆ど完成されてるから弄る余地も殆ど無い。昔は当たり前だと思ってたモンが、最早そうではなくなってるのである:
谷口信輝が「この辺の話が分かる人は全てオッサンです」って言ってるのも、つまりそういう事だろうなと思うのである(^_^;)もう今時の若い子はハイパワーをMTで操る事に快感を見出しておらず、ソレ以前にスポーツカーそのものに憧れを見出していない。欧米のソレ同様にスポーツカーは今や金持ちか熱狂的なクルマ好きだけが所有するモンであり、安く速い国産車を弄って速くして楽しんでるのは2002年以前からのヤツだけだって事、谷口も分かってるんだろうなと思うのである。
*選挙と大義
参院選も都知事選も終わって、件の【煩かったガキ共も解散】して、ワタクシ的に思う事が一つあるのである。ソレは「情報に目隠しをする事は最早不可能になった」って事である。コレがテレビとラジオと新聞と雑誌しかなかった30年前なら、野党や某ジャーナリストや若造共に不利な情報は一切シャットアウトされ、都合の良い情報だけが延々と流され、その結果選挙も負けてて安保法案も廃案になった可能性があったワケである。でもネットの登場でソレが無くなったからこそ、今の結果に繋がったのである。良いか悪いかではなく、各々で考えて各々で選び、責任も各々で取る。ソレが熟成した社会の姿であり、その姿にニッポンも近づいてるのだから、良い事だとワタクシは思うのである。
あともう一つ思うのが「サヨクの劣化」である。昔のソレはソレなりに信念も理念もあったからこそ、一流大学のエリート達までもが左翼運動に加わってたのである。でも今はソレが無い。その事が良く分かるのが【鳥越の独占インタビュー前半】【と後半】であり、あと【宇都宮氏が明かした出馬断念の裏側】である:
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・・・というのがワタクシの素直な感想である(笑)サヨクが劣化してる事は分かってたけど、まさかココまで劣化してたとは思わなかったのである(^_^;)テメェ等のやってる事が自由や民主主義と大きく乖離してる事が・・・分かってないからサヨクやってられるんだな、ウン┐( -"-)┌ガキ共の言い分と、上記インタビューの内容と、連中の今までの言い分を簡易的にまとめると、丁度こんな感じだと思うのである。
- 故にソレを変えようとする自民党&安倍政権は絶対悪である
- そんな自民党&安倍政権を支持するヤツ、味方するヤツは確信犯か騙されてるバカかであり、その存在に価値は無い
- 故に安倍政権を打倒する事は大義であり、何にも増して優先すべき事である
- 安倍政権打倒の一歩として、先ずは都知事選で勝って反撃の狼煙を上げなければならない
- 他の立候補志願者を脅して断念させる事も、候補者の過去の行いや現在の振る舞いに目を瞑るのも、大義の為だから仕方が無い
- 我々が勝ち続けて政権を取り戻せば全ては良くなるのだから、多少の事は見逃すか黙殺するなりして、連帯を強めるべし
- 味方を批判する事は利敵行為となるから、許すべからず
といったトコであろう。こんな考え方じゃ、そりゃ選挙に勝てる筈が無いに決まってるのである┐( ̄ヘ ̄)┌まぁ何ちゅーか、世界中で社会主義や共産主義が廃れていった理由が良く分かるってモンである。不完全な人間が作ったモンを完全視してたら、そりゃ何もかにも上手く行かないに決まってるのである。
*敵は何処に
この連中は色んな勘違いをしてるのであるが、その勘違いの中でも一番大きいのが「選挙に敵はいない」である。そう、自民や公明を支持してる人達は敵でも何でもなく、ただ考え方ややり方が違うだけのニッポンを愛するニッポン人なのである。だから敵認定して排除する必要もないし、その人等の民意を無かった事にする必要も無いのである。ソレがたとえ巷では”ネトウヨ”と呼ばれるヤツでも、である。目的が「ニッポンを良くしたい」である限り、全く信条が異なる相手でも話す余地はあるし、その価値もある。でもってワタクシが知る限り、ニッポンで右派と呼ばれる人達は、何だかんだ言って対立してる人達の意見をソレなりに聞いてると思うのである。だからこそ、政権が今でも続いてるのである。
でもって「敵でない」って事はどういう事かといえば、ソレ即ち「こちらの出方次第では味方にも出来る」って事である。敵認定したら味方にならないどころか、何処かで手痛い反撃を食らう可能性がある。だから何であれ、敵を作る事に意義は無いのである。こう書けば、上記の鳥越のインタビューが如何にバカげていたか&宇都宮氏のソレが如何にお利口だったかがお分かり頂けると思うのである。デール・カーネギーが「活発で健全な議論は大事だけど、ソレ以上に大事なのが、議論をしない事」と言ってた意味ってのは、つまりそういう事じゃないかなとワタクシは思うのである。さて、政治ネタは古今東西つまらないと相場が決まっているので(笑)さっさと撤収するに限る今日この頃であった。