アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ANOTHER DAY IN PARADISE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「大事の義は人に談合せず、一心に究めたるがよし」

By 伊達政宗


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*予想通りの展開

 先日の北朝鮮のミサイルだけど、まぁ予想通りの展開になってきたのである。アメリカとニッポンが非難声明を出して、国連とかで北朝鮮への追加圧力と追加制裁が発表されて、ソレに対し中国とロシアが難癖付けて、ややこしく絡まったまま有耶無耶になってしまって、そして何処ぞの大物芸能人の離婚をキッカケにして全て忘れ去られるのである(笑)中国は緩衝地帯が欲しいから北朝鮮の崩壊を望んでいないし、韓国はどっちつかずで何も出来ないし、ニッポンとアメリカは実害が無けりゃ戦争する大義名分も無い。トンキン湾満州事変みたく、実際に戦争を起こすためにはソレ相当の大義名分は必要なのだが、生憎ニッポン側の被害はと言えば、睡眠時間を若干削られただけである(爆)




 まぁ色々あったけど、今回の国民保護サイレン云々については、アレはアレで良かったモンだと思うのである。悪く言うヤツは「たかが5分で何ができるんだ」って言うが、ソレに対しワタクシは「5分で何かできる人はソレで助かる可能性が増える」と答える次第である。アレを鳴らせば助かるだなんて、ワタクシですらも思ってないのである。ただソレがあるだけで僅かながらも可能性は増えるし、ミサイル撃ち込んでくる相手に「ニッポンは何時でも備えているぞッ!」っていうアピールにもなるからである。完全停止状態のチャリと、微速でも動いてるチャリ。どっちが加速させやすいかと言えば、断然後者である。だから何もしないよりも、少しでも良いから何らかの準備をしておく必要があるのである。


*オイル交換のタイミング

 今日はロクなネタが無いので、まったりモードで進行するとしようジャマイカ(笑)何せ真夏なんで走りにも行けないし、サバゲーしようにも暑過ぎてアレなのであるι(´Д`υ)まぁ来月から徐々に気温が落ちてくるので、もう暫くしたら今年度の走りのシーズンに再突入である。その前準備というか、定期的なメンテナンスというか、今回【NDのオイルを総交換】した次第である。詳細はリンク先にあるんで省略するが、今のワタクシのクルマの使い方としてはこの交換タイミングがベストじゃないかと思うのである。モタスポ競技に出るだとか、大幅にパワーアップしたとか、機械式LSDを導入しただとかなら話は別だけど、今んトコいずれの可能性も無いので、このまま行く予定である。



 ぶっちゃけた話、オイル交換の正しいタイミングってのは「劣化し始めてから交換」なのである。でもって何時ぐらいから劣化し始めるのかと言えば「使い方によって人其々。オイルの銘柄次第」なのである。だから上記のリンク先にある交換タイミングは全ての人にとっての正解ではなく、あくまでワタクシにとっての正解ってだけである。でもこういう事ってメンテ本などには全然書いておらず、単純に距離だけで決めてる場合が殆どである。酷いのになるとハイパワーのターボ車でサーキットを走り回ってるワケでもないのに、3000キロ毎の交換を勧めてくるヤツまでいる始末である┐(´д`)┌自分でオイル少し抜いて触ってみたり、オイル交換作業の際の廃油を見れば分かる話なのに、誰もソレをやろうとしないのである。


 オイル交換だけならまだしも、チューニングも似たようなモンだから困るのである。敢えて何処のショップだかは言わないが、ソコのオーナー曰く「殆どの客は足の良し悪しなんか分かんないんだからマジメにやる必要なんか無い」だそうである。じゃあどうやって設定するのかと聞いたら「想定してるステージに必要なセッティングを幅広く設定して、ちょうど真ん中に設定すれば良い」だそうである。更に言うには「勿論、ソレが分かって細かく要求してくる客も居るけど、居たとしてもほんの少数。その他大勢には余計な事をしないように言い聞かせておいて、目に見えるトコさえ改善できれば満足してカネ払ってくれる」だそうである┐('〜`;)┌因みにコレ、末端の無名ショップのソレではなく、雑誌とかにも良く名前が載るような有名ショップの話である。


*自分で考えるという事

 そう、言っちゃ何だけど、ココまでチューニング業界が大きい国なんってのは、ニッポンとアメリカぐらいなモンなのである。Sオーナー曰く「ニッポンとアメリカ以外でGTウィングやカナードを生やしまくったチューニングカーを見た事が無い」んだそうである。じゃあヨーロッパとかはどうなんですかと聞いた所「車高調キットとかブレーキキットを組んだり、バケットシートを入れたりしてる人は結構居るけど、その程度。ニュル北は実験や開発で何回も行ってるけど、ニッポン的なチューニングカーなんて見た事が無い」だそうである。そう、ニュル北みたいな難関コースを攻めるにあたっても、実はその程度のチューニングで十分なのである。ソレ知って以来、ワタクシは愛車にムダなチューニングは施さないようにしてるのである。



 まぁコレは前々から分かっていた事だけど、ニッポンにおいてチューニングってのは本来の意味である”調律”以上に、自己顕示欲を満たすために手段と化してしまってるのである。実際に使いこなしてるか、変化を理解できてるかどうかは置いといて、ソレを施した事によって仲間から褒め称えられるし、ショップの中の人も良い顔をしてくれる。実際チューニングカー乗りにオタクが多いのも、つまりそういう事なんじゃないかとワタクシは思うのである。自己顕示と、ソコから得られる肯定感。その2つってのはオタクがリアル社会で得られなくて、実はリア充よりも強く欲してるモンだからである(笑)さて何だかんだ長話になってしまったので、さっさとお暇しようと思う今日この頃であった。