ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「世の中、相手に好かれているか、相手よりケンカが強いかで勝負が決まる」
By 野村克也
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*ケンカはTPOを選ぶべし
何だか最近、某議員が【酒に酔って暴言吐いたせいで党から除名された】らしいのである。確かにコレに関する議員の責任は重いと言えるのである、訪問団の方々の心情を傷つけたのもだけど、一番はケンカ売っちゃいけない連中にケンカを売った事がである。名前言われても地図の何処にあるのかも分からないような小国なら兎も角、相手はこの地球上で最もケンカ慣れしてる核保有国のロシアである。例えるならば、山口組本家にケンカ売ったようなモンである。殴り返されるだけで済むはずがなく、今後もこの発言をキッカケに色々と因縁をつけられる可能性だってあるのであるから、あの議員はバカだとしか言い様が無いのである。
「戦争で島を・・・」維新・丸山議員が謝罪1(19/05/13)
丸山穂高議員の“辞職勧告” 野党6党派が共同提出(19/05/17)
でもって案の定、ロシア側がこの件についてネチネチ絡んできて、党首が火消しに奔走させられる羽目になったのだから、そりゃ党を除名されたってしゃーないのである。ただ「議員辞職させるべきか否か」に関しては、ワタクシは「ソコまでする必要は無い」と思う次第である。1つは「この件は”言ってる事が誤りだった”のではなく”言うTPOを間違えていた”ってだけの話である」という事。2つ目は「議員の進退を決めるのは第一に自分自身、第二に選挙民だから」という事である。彼は党員としては相応しくなかったから党を追い出されてもしゃーないが、議員として相応しいかどうかを決めるのは選挙民であり、決して他の議員ではないからである。
*ニンジャにまつわる単位
確かにニッポンにはニッポンの美徳があって、その美徳的には彼は人の上に立つのには相応しくないって事は間違いないのである。が、今のニッポンは法治国家である。そして法治国家において人を裁くのは第一に法律であって、決して美徳ではないのである。美徳はあくまで個人が自発的な意思によって行使されるのが最も望ましいのであり、決してソレを強要してはならないのである。強要した途端、美徳は美徳ではなくなってしまうのである。さて話は変わって、と:
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*国防に愛国心は不要
今のニッポンの政治議論の何が不毛って、現実的な話が全く出来ないトコにあるのである。何をするにしても「平和ガー、憲法ガー」ばかりで、現実的な国防の話をしようとしても「愛国心の危険性ガー」である┐(´д`)┌そもそも国防と愛国心の関連性はあんま無いって事を、どんだけの人が分かってるのかって話である。実に簡単な話で、たとえソイツがニッポンを嫌っていても、ニッポンに居る方が儲かるんだったらニッポンに居る事を望むだろうし、ニッポンに住むんだったら安全な方が良いに決まってるのである。そう、国防の恩恵を受けるのはニッポン人だけでなく、ニッポンに住む外国人の為でもあるのである。
人が治安が良くて人口が多くて仕事口の多いトコに住みたがるのと同様に、グローバル時代の今においてはカネも人材もインフラも、社会システムが安定していてセキュリティーの高いトコに集まるモンなのである。何故アメリカに世界中からカネや人材が集まってくるかって、つまりそういう事である。競争の公平さを国や州が保証してくれるし、アメリカに住んでれば他国から攻撃を受ける事が無いからである。もう国防を愛国心や美徳で語る時代は終わっていて、その国に住む全ての人の利益のために国防はあるのである。ソレが破滅一歩手前まで来てた昭和の、左右に分かれて侃々諤々やってた平成のソレに続く、令和の国防の形だと思う今日この頃であった。