アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更にはGT-R&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

TIME

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「障害そのものは、何も特別なことではありません。でもあなたの障害に対する意識について考えることは、あなたを特別な存在にします」
By ステラ・ヤング

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*政策は何ですか?
 政治家はどう評価されるべきか。ワタクシの答えは「ハッキリした現実的な理念と、ソレを実行するための具体的な方法で評価されるべき」である。ソレが出来るのであれば若造だろうが年寄りだろうが、男だろうが女だろうが、健常者だろうが障害者だろうが、シス異性愛だろうがLGBTだろうが、ワタクシは一切気にしない次第である。そしてコレが【れいわ、重度障害の女性擁立】に対するワタクシの答えである。ワタクシはこの候補がどういう理念の下でどういう政策を出すのかが一番知りたいのであるが、この記事は後にも先にも障害の事ばかり。コレじゃ納得なんてできないのである┐(´д`)┌


れいわ新選組公認候補予定者 木村英子 発表記者会見 2019年6月28日

 コレの何が悪質かって、障害を盾にその事を追求させない&少数派で野党であるが故の判官贔屓を利用してるトコにあるのである。もしも何処かの誰かがワタクシの様に堂々と指摘したら、ソイツは間違いなく差別主義者扱いされて、スクラム組んだサヨク文化人&サヨク支持者に徹底的に叩かれる事は想像に難くないのである。山本曰く「障害者利用上等。利用して制度を変えていけばいい」らしいが、ワタクシはコレに反対である。こういう「正しい事の為なら何をやってもいい」って考え方のヤツが権力を握ったらどんな事になるか、ワタクシが言うまでもなく世界の歴史がその害悪を証明しているのである。

*内へ籠る人、外へ出る人
 まぁワタクシの専門(?)は発達障害なので、身体障害に関してはまた別の機会にという事である。以前ワタクシは「発達障害当事者には大きく分けて2つのパターンがある。発達障害界隈の中でしか生きられない人と、発達障害界隈の外でも生きてける人」と語ったが、その話には色々考えさせられるトコがあるのである。発達障害界隈って何故か知らんが言い争いが多く、ワタクシも何故かしょっちゅう巻き込まれるのであるが(笑)アレってよく考えると前者と後者の間で起こるか、或いは前者同士で起こってる場合が殆どなのである。後者に属する発達当事者同士の言い争いは、ワタクシの知る限り見た事無いのである。

 というのも後者の発達界隈の外で生きてる当事者達ってのは、良くも悪くも個を確立してて、社会性もソレなりに学んでるからである。外の世界に触れて「人間は意見が合わなくとも互いを尊重さえしてれば一緒にやってける」って事を知ってるから、互いの意見の違いに口を出さないのである。ソレが分かる事が、社会でやってけるかどうかの分水嶺なんじゃないかとワタクシは思うのである:

界隈の中でしか生きられない人 界隈の外でも生きてける人
作業所や当事者会や講演会などの各種イベントが活動範囲 学校や職場、及び職業訓練施設などが活動範囲
健常者との付き合いは家族か支援者か理解者のみ 支援者や理解者以外とも幅広く健常者と交流する
同じ生活圏に居るため、メンバー間の結束や一体感が重要視される 生活圏が基本的に違うため、結束や一体感はあまり重要視されない
界隈を守る事が何よりも大事 界隈はあって損する事は無いけど、無くても別に構わない
実は社会と協調する気はあんま無い 社会との協調は最優先課題
金銭的にも精神的にも余裕は少ない 金銭的にも精神的にも余裕はソレなりにある
生活は楽で結構ヒマ 色々と忙しく各種負担も少なくない

何故界隈の中でしか生きられない人達の間で言い争いが多いかって、多様性を享受できないからである。発達界隈って思ったより小さく人も少なく、ソレ故に発言力や影響力も小さいのである。だから連帯感や結束力が一層重要になるのであり、異なる意見や考え方は当事者間に分裂をもたらす→界隈が弱体化するから、齟齬を無くしたいor異論は排除したいと思い、相手を批判し始めるのである。

 ワタクシもそういう界隈でしか生きられない人を何人か知ってるから分かるのであるが、あの人等はマジで自分達を社会に合わせる気が乏しいのである(^_^;)あの人等が望んでるのは社会の方から自分達に歩み寄ってくれる事、自分達に合わせて社会の方が変わってくれる事なのである。その手の活動してる人なんかは「他分野の生き辛さを抱えた人たちで横の連携を築いていこう」って言ってるのだが、要するに界隈そのものを大きくして発言力や影響力を増やそうって事である。まぁワタクシはこの界隈と関わり合いは最近無くなってきたので、コレ以上首を突っ込む気はない次第である。

*外へ出よう
 でもって言うまでもなく、ワタクシは界隈の外でも生きてける人である。つーか、界隈の中には居場所が無かったりするのである(笑)でもワタクシはソレで良かったと思ってるし、そうするべきだったと確信しているし、他の当事者にも外へ出る事を強く勧めてる次第である。まぁその所為で色んなトコから色んな凸を喰らったりもしてるが、ソレもまた一興である(爆)サッチャー曰く「平和は大事だけど、自由はソレ以上に大事」って事だけど、実際外と中を比べると、自由が持つ意味が如何にデカいかを思い知らされるのである。何故なら外に出れば、ソコには発達や成功の可能性が数多くあるからである。


発達障害の就労の最新事情 2018 | 発達障害応援企業 株式会社Kaien 保護者会より

 簡単な事である、界隈の中にずっと籠ってたって、良いクルマを買う事はできないからである(笑)でも界隈の外に出れば(ハードルが高い事は否定しないが)成功のチャンスは幾らでもあるし、この成功を掴むために試行錯誤する間にこそ発達当事者が発達する可能性が見出せるのである。ワタクシの知る限り、心底マジで何かを掴みに行こうとしない限り、ソイツは絶対に成長しないのである。コレ実は健常者だけでなく、障害者も同じなのである。能動的な情熱からくる努力の積み重ねと試行錯誤の繰り返しこそが、発達当事者に発達をもたらす。コレだけは自信を以って言える今日この頃であった。

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