ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「希望とは、目覚めた夢である」
By アッピウス・クラウディウス・クラッスス
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*界隈はそんなモン
発達障害含め、障害者界隈はキッカケとして利用したり困ったときに頼ったりするのは良いけど、長らく留まるトコではない。他の人はどう考えてるか知らんが、ワタクシはそう思ってる次第である。教わるべきモンを教わって身に付けるべきモンを身に付けて、ソレで何とか自立する事が出来るようになったら、界隈からは距離を置いて社会でフツーに生きるのがベターである。ワタクシの知る社会で上手くやれてる当事者は皆界隈からは距離を置いてるし、ワタクシの知り合いのサポート事業をやってる所長さんも「自立してウチを”卒業”してもらう事が喜び」と言ってる次第である。界隈に居続けると【べてぶくろについて云々】みたいな事が起こってしまったりもするのである。
こう言っちゃアレだが、この手の界隈なんて大概そんなモンである。弱者を守るという界隈の性質上から監視や批判がし難い、人の少なくて流動性の乏しい狭い世界であるが故に新陳代謝が行われ難いのもあるが、何と言ってもメサイアコンプレックスを抱えたヤツがこの手の界隈には思いの外多いのである(^_^;)活動がテメェのアイデンティティー形成と直結してるから止まるべきトコで止まらないし、何が何でもテメェの居場所を守ろうとするのである。そんなの大勢と言い争いをするなんて時間のムダ以外の何でもないし、だから自立するだけの技能とノウハウを身に付けたらさっさと出ていくのが吉なのである。
*就労はドラフトが如く
そういう意味でも、当事者の就労はやはり重要だし推奨されるのである。そしてこんな事言うと「就労しなきゃいけないという脅迫概念ガー」「頑張ったけど就労できなかった当事者達の劣等感ガー」「就労しても苦労諸々で二次障害ガー」って事を言い出すヤツが居て、その数が思った以上に多くてビックリと言うか呆れると言うか┐(´-`)┌健常者のソレと比べて職活や仕事で発達当事者が苦労する&成功率が低いだなんて、ンなモン分かり切った事である。分かり切ってても、ソレでも尚目指すだけの価値があるからワタクシは勧めてるのである。分かり易く言えば、やきうガチ勢がプロやきうを目指すようなモンである。
発達当事者に就労を進めないヤツってのは、ワタクシに言わせればプロやきうを目指すやきうガチ勢に対し「ドラフト指名されるのはガチ勢の中でも一握り云々」「ドラフト指名されても一軍に定着するのは更に一握り云々」「一軍に定着してもスター選手でない限り引退後は色々大変云々」って言うのと同じぐらい無粋極まりないのである(笑)そんなの分かってて、ソレでも極僅かな可能性を追っかけたいからこそプロやきうは成り立ってるのである。辿り着いた先に大きな夢があるからこそ、極僅かな可能性であろうとも、才能と結果が全ての厳しい社会であろうとも、ガチ勢は皆プロを目指すのである。
【野球選手はプロ引退したら何も出来ない!】何も出来ない人ほど結婚するの早い?!
だからワタクシは可能性は低くて少なからぬリスクや苦労があると分かってても、敢えて就労を勧めてるのである。コレが途上国とかならカネを稼げないと悪いヤツ等にケツの毛どころか全内臓と角膜を取られてしまうが(笑)幸いにもココはニッポンである。ニッポンなら全国民に生存権がちゃんと保証されるから、試して失敗したって死にゃぁしないのである。古人曰く「やらなかった事を後悔するよりも、やった事を後悔しろ」とあるが、その通りだとワタクシも思うのである。やって失敗しても失敗から学んで再チャレンジできるし、傷心だって時間と共に癒えるのである。が、過ぎてしまったチャンスを悔いても戻って来ない上に、心残りは永遠に続くのである。
*自由を得よう
こう書くと「じゃあ苦労して就労すると何が得られるの?」と問われるが、ワタクシの答えは「色々ある」である(笑)まず最初に、自分で自由に使えるカネが得られるという事である。ナマポや補助金は他人のカネであるが故に使い道は監視されるし批判もされるが、自分で稼いだカネは自由である。自由に使えるカネでムダ使いする快感、一人でも多くの当事者に知って欲しいモンである(笑)あとカネは何だかんだ客観的な物差しでもあるのである。よーするにカネが貰えるって事は「貴方の働きはこんだけの価値がありますよ」っていう具体的な指標なのである。無論ソレが完全に正しいとは言わないが、少なくとも個人の主観よりもずっと確実である。
あとワタクシ的に一番デカいと思うのは「社会に出て自立すれば、ソコには自由があるから」である。上記にあるカネのムダ使いの自由もそうだけど(笑)給付金やナマポと違って増やす事が出来るからである。商売を始めても良し、株始めたり投資したりするも良し、出世して更に稼ぎの良いトコにヘッドハントされるも良し、或いは全く違う事にチャレンジするも良しである。自立できれば親にも支援者にも界隈にも、何にも縛られなくて良いのである。だから古今東西、人間というナマモノは独立や自由を得る為だけに命を懸けて戦っているのである。真の幸福と繁栄は、自由の下でしか生まれない。改めてそう思う今日この頃であった。