アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DAY OF THE DEATH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「才能があるから幸せだとは限らない。理解されなければストレスもたまる」
By 齋藤孝

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*アップルは3年が限度
 つい3日前に【新型iPad Pro】が発表されたので、早速予約ブッこんできた次第である。最初は半信半疑で買ったコレも、気が付いたらワタクシの生活の一部となっていたのである。スマホじゃ小さ過ぎて面倒だけど、かと言って家帰ってデスクトップでやるほどのモンでもない。そんな中間的な事をやる端末として非常に便利なのである。だから今回も「買うか買わないか」で悩む事は一切無く、単純に「時期が来たから買い換える」ってだけの話である。実際、2年8か月も使った結果バッテリーの持ちがヤバくなってきた&タッチパネルの感度がおかしくなってきたので、やっと発売されて安堵したってのがデカいのであるε-(´∀`*)


iPad Pro — Your next computer is not a computer — Apple

 やっぱアップル製品は長くても3年までである。ほぼ毎日使うとして、2年前後するとバッテリーの劣化が見られるようになり、ソレ以降は消耗がドンドン早くなっていくのである。あと細かいトコの不具合もチョロチョロ出てくるようになるので、やはり隔年で買い換えるのが理に適った使い方だとも言えるのである。ただ今回に限っては新コロ云々があって、場合によっては入荷が遅れるとの事である(´ヘ`;)ココ数年、アップル製品を発売日にゲットできた事はなく、大概予約から1ヶ月ぐらい待たされるのであるが、今回はソレ以上待たされる可能性もあるって事である('A`)でもって最悪の場合は【iPhone12も来年になるかも】って事だから、マジで中古の11Maxを間に挟む事を検討した方が良さそうである( ̄~ ̄)

*見せてもらおうか、マツダの革新的新エンジンの性能とやらを
 気が付いたら我がNDも納車されてから4年半が経っており、半年後には2度目の車検である。というワケで、54ヶ月点検を受けてきたのである。今回は念の為スパークプラグの様子も見てもらったのであるが、至って問題ナシだった次第である。何せ直噴エンジンのクルマ&サーキット走行を頻繁に行ってる&ECUも書換してるんで、念の為見ておいて損は無いと思ったからである。ただVベルトは劣化してたので、発注かけといた次第である。あとディーラーに【SKYACTIV-Xエンジン】積んだ【MAZDA3】の試乗車があったんで、ヒマを持て余してたワタクシは試乗した次第である(笑)前々からソレなりに気にはなってたんで、ある意味良いタイミングだったのである。


新世代ガソリンエンジンSKYACTIV-X: SPCCI

 まず何が一番良かったって、内装がである。ぶっちゃけた話、この前乗ってきた992型の911と良い勝負である。あとマツダの中級~上級の車種らしく、理想的なドラポジを取れる事も評価したい次第である。たとえエンジンがどんなに良くても、ドラポジがダメなクルマは全てダメ、コレがワタクシのドラポジに関するジャスティスである(笑)たかが内装されど内装、内装の良いクルマってのはソレだけで運転する満足感があるし、思った以上に飽きないのである。あと走り出して分かった事であるが、ブレーキがビックリするほど良いのである。加速が良いクルマはたくさんあるが、ブレーキの良いクルマってのは少ないから、コレは良い事である。


マツダ3 SKYACTIV-X AT&MT 試乗レポート by 島下泰久 × 難波賢二

 でもってやっとエンジンの話である(笑)簡単に言うと「絶対的なパワーは無いけど、低回転からモワっとトルクとパワーが出てくるエンジン」といったトコである。低回転からかかるターボみたいなドカンとした加速じゃなく、柔らかいけど力が入ってくるって感じである。正直、こういう立ち上がりの方がアクセルコントロールはし易いんで、ワタクシは結構好きである。まぁ街乗りメインの車種だから足回りとフットワークはお察しレベルだが、マツダのこういう方向性は気に入った次第である。数字に表れない乗り味や感動や満足感、ソレを理解しつつあるメーカーがニッポンから出てきたというだけでも素晴らしい事だからである。

*コストパフォーマンスのその先に
 正直コストパフォーマンスって点で見れば、このクルマはちと厳しいモンがあるのである。シビック(TypeRじゃない方)の方が更に安い上にパワーもあるから、コスパで考えるなら断然シビックである。が、所有する満足感だとか、質の良い乗り味だとか、そういうモンはコスパという概念じゃ計り知る事は出来ないのである。まぁ客にソレを受け入れさせるだけのブランド力がマツダに十分あるかどうかと問われたら少しばかりアレであるが、でもこの方向性はマツダとしてもニッポン車としてもワタクシは評価したいのである。つーのも今後、ニッポン車がコスパで乗られる時代は終わるとワタクシは思ってるからである。


SKYACTIV-Xは「買い」か!? 1週間のって感じた良い点・悪い点

 クルマに限らず、今のニッポンのモノ作りは過渡期にあるのである。少し前までは「安くて性能の良いモンを作ればソレだけでバカ売れする」って認識だったけど、今はその「安くて性能の良いモン」は中国製はじめアジア製に置き換わってしまってるからである。今はまだ品質で若干上回ってる分で対処できてるけど、ソレももう長くはない筈である。じゃあどうするかって言えば、ブランド力を上げてくしかないのである。流石にポルシェやベンツは厳しくても、アウディBMWぐらいになれればアジア勢に対抗できると思われるのであり、そしてマツダのソレはその方向に向かっているのである。ニッポンのモノ作りを救えるのは、ブランド力。大事な事なので2度言った今日この頃であった。

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