ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「結局、景気が悪くなったときに生き残るのは、最高の製品を作っている会社なのです」
By ジェームズ・ダイソン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*良いだけじゃ売れない
ホントに良いモンを作ってさえいれば、高くても必ず売れる。職人の視点から見れば、職人気質の分かる人間から見れば、確かにその通りなのであろう。が、残念な事に、そういうのが分からんヤツの方が世の中の多数派なのである。だからフェラーリだとかランボルギーニだとかの名を売る事に成功した一部のブランド以外、スーパーカーって儲からないのである。多くがブランドイメージ作りの為に採算度外視で作られてたり、大手メーカーの傘下だったり、幾度と倒産の危機を迎えてあっちこっちに買収されたりしてるのである。フェラーリだって稼ぎのメインはロゴやグッズだとかのライセンス料だし、ランボルギーニも大衆車メーカーであるVWの子会社だし、共に単体じゃ小さな会社なのである。
ポルシェだってスポーツカーだけを作り続けてた&レースばかりやってたからこそ倒産の危機を迎えて、窮地を脱するためにSUVのカイエンを作って、その大ヒットをキッカケにマカンやらパナメーラやらタイカンやらも作るようになって今に至る訳である。R35がデビューした時、ポルシェの中の人が「我々ポルシェはスポーツカー”を”作るメーカーであり、日産はスポーツカー”も”作るメーカーm9(^Д^)」という”迷言”を吐いていたが、今となってはポルシェの売り上げの8割が非スポーツカーになってしまってるのである(^_^;)ただそのお陰でポルシェは今に至るまで911だとかケイマン&ボクスターを作り続けられてるんだから、決して悪い事でもないのである。
*あなたにとってのコンバットとは?
そう、別に本命に対し妥協する必要なんて無いのである。ポルシェにおけるカイエンみたいに、ブランドへの入り口となるエントリーモデルを設ければ良いのである。人間は理屈よりも感情で強く動くモンであり、間違いなく良いと分かってても、高いとやっぱ躊躇ってしまうのである。だから間に何かを挟む事は重要なのである。さて話は変わって、と:
ROADSTER BROS. (ロードスターブロス) Vol.18 (Motor Magazine Mook)
- 発売日: 2020/08/05
- メディア: ムック
*トレポンがこの先生きのこるには
何故トレポンがこうなってしまったかって、トレポンが最低でも20諭吉する高級品であるのもだけど、やっぱ「トレポンは頻回に買い足したり買い換えたりするモンじゃないから」じゃないかと思うのである。東京マルイの電ガンって、何だかんだ買い足しと買い替えが結構あって、だから商売が成り立ってるのである。ソレが出来るのも、値段が5~8諭吉と”丁度良い”からなのである。でもトレポンはカスタム云々すると30諭吉前後に跳ね上がるから、余程のマニアかカネ持ちでもない限り頻回に買い足したり買い換えたりなどは不可能である。つまり欲しい人に一通り行き渡ればソコからは頭打ちになるのであり、今まさに頭打ちしてる状態だからである。
トレポン 50m射撃テスト トレーニングウエポン Professional Training Weapon PTW エアガン レビュー
じゃあトレポンがこの先生きのこるには何が必要かって、ワタクシは「トレポンのカイエンが必要」と答える次第である。トレポンの最大のネックは何かって、やっぱその価格である。トレポンが間違いなく良いのは幾らでも太鼓判を押せるのであるが、やはり高価過ぎる本体&その後の実物パーツ沼が問題になるのである(笑)だからこそ比較的気軽な値段(12~13諭吉ほど?)で買えて、本命トレポンに匹敵する耐久性と実射性能を備えたエントリーモデルを用意する必要があるんじゃないかと思うのである。忍耐と妥協は決して後退ではなく、より良い結果を得る為の一時的な転身。なんだか大本営発表めいててアレだが(爆)改めてそう思う今日この頃であった。