アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE SERPENT SERVANT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「誰も信用しない人は、大抵誰からも信用されないものである」
By ハロルド・マクミラン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*予約確定
 遂に【iPhone12の販売が始まった】のである。もうサブタイ見れば、ワタクシがソレについてどう思ってるかが分かると思うので、ソコんトコ省略である(笑)2年に1回買い換えてて、今年がその2年目。もはや「買うか買わないか」ではなく「何色を買うか」だけがワタクシの悩みである(笑)容量は一番デカいヤツ、グレードは一番良いヤツと既に決まってるので、色々考えてるのはマジで色だけなのである:

これが、iPhone 12 Pro — Apple
アンドロイドの端末を使うなんて最初から考えてないんで、他と比べるなんて発想は抑々無いのである。アップルの製品は少しぐらい高くても満足の行くモンだし、スマホの使用頻度は高いから投資はしておくだけ損は無いのである。

 あと問題は何かって、色を何にするかである。何時も通りだったらゴールド一択なのであるが、今回買ったApple Watch6はブラックチタンだから、ソレに合わせた色にしたいと考えてるのである。時計もゴールドで良かったのであるが、やっぱクルマ好きにとってチタンは特別な金属なのであり、その誘惑には逆らえなかったというワケである(笑)

Apple Watch Series 6 Titanium Unboxing, Setup and First Look
というワケで、今回はグラファイトを選択する予定である。多分最初の内はウキウキで新機能を色々試すんだろうけど、1ヶ月ぐらいしたら飽きてただの道具と化すのもお約束である(笑)まぁでもコレはお祭りみたいなモンであり、余計な事は考えず楽しむのが吉である。

*フルモデルチェンジの重要性
 ホンダの何がアカンって、ブランド構築がヘタ過ぎる事である。画期的なクルマを作っても、ソレが売れなきゃ何の躊躇いも無く生産終了にしてしまう。作るのは上手くても売るのがヘタだって事もあるが、ソレ以上にブランドの何たるかを分かっていないのである。S2000がソレだったけど、どんな良く出来たクルマであっても、初代でいきなり完成されるなんて事は無いのであり、実際S2000はリアサスのジオメトリーに難があったのである。ソレをフルモデルチェンジして改良を重ねる事無く生産終了にしてしまったんだから、いくら【S2000が復活する】と言われても大して期待は出来んのである。


ホンダ 新型 FRスポーツ、新型 S2000 最新情報!直列4気筒2.0L VTECターボエンジンを搭載!

 もしもS2000が何回もフルモデルチェンジを経ていてコレに繋がるのであれば、ワタクシは大いに期待しただろうと思うのである。フルモデルチェンジ(及びその間のマイナーチェンジ)を繰り返す間にチューニングだけじゃどうにもならない構造上の欠点が徐々に改善され、長所は更に洗礼され、短所は受け入れ易い形になるのである。ソレは開発期間中だけのコンピューターのシミュレーションやテストコースでの実験で分かるモンではなく、ソレを何十年と繰り返して初めて得られるのである。同様の理由でワタクシは【ホンダが開発中の新型ミッドシップスポーツ】も然程期待してなかったりするのである。


ホンダ S2000後継モデル(ZSX) 最新情報

 ホンダでミッドシップといえば思い出すのはNSXであり、そしてホンダは現行NSXで上記の「フルモデルチェンジを繰り返さなかった故の熟成不足」を見事にやらかしていて、そしてソレは同じ新規ミッドシップであるS660でもやらかしているのである┐(´-`)┌レースをいくらやったトコで、公道とサーキットじゃ得られるモンや求められるモンが全然違うのである。ほぼ間違いなく現行NSXもS660も次期型が作られる事は無く、小手先のマイナーチェンジを繰り返して数年後にはヒッソリと生産終了してる事であろう。そして薄利多売な軽自動車やEVに更に依存する事になり、ブランド価値を更に下げて悪循環に陥る事であろう。

*安心と信頼の日産?
 その反面、何故ワタクシが新型フェアレディZ(以後Z35)には期待するかって、日産にはフェアレディZを50年以上作り続けてきた歴史があるからである。その50年の間に世界中の色んな使い方をした色んな顧客からの大量のデータが蓄積され、モデルチェンジを繰り返して残すべきモンとそうでないモンをシッカリ取捨選択して、細かい欠点もほぼほぼ解決済みだろうからである。そんなだからフルモデルチェンジに関してもシッカリまとめてくる事が予想されるし、新機構とかも問題無く良く働く事だろうし、欠点があっても致命的なモンは皆無だろうと信用できるからである。何だかんだこのクルマは日産の顔なので、日産も威信をかけて開発するモンであり、そしてソレがブランドとなるのである。


新型フェアレディZ のポテンシャルをチェック!

 この動画観ても分かるように、フェアレディZZ33Z34→Z35とフルモデルチェンジする度にその都度欠点だった部分を大幅に改善していってるのであり、Z34の欠点(油温など)はワタクシも幾つか聞いてたが、そのことごとくが解決されているのである。こういうのがあるからオーナーは安心し信頼し満足するし、安心と信頼と満足があるからこそ「コレには高いカネを払っても惜しくないッ!」って納得してカネを出してくれるのである。値段は材料費や人件費といったモンで数学的に決まるモンではなく、買う人が価値に満足して出してくれるかで決まる。ブランドは難しいと改めて思う今日この頃であった。

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