アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THERE WILL BE VIOLENCE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人は”時を見る”ことなどできない。見ることができるのは”時計”なのである」
By 寺山修司

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*The先見の明
 ニッポンの失業率が低いのは、我々大企業が意図的に仕事を作ってあげてるから。我々がガチで省力化合理化を推し進めれば、人員は今の半分で済む。総理、ソコんトコお忘れなく。コレは今から50年ぐらい前、松下幸之助が大企業の重鎮を集めた会食か何かで、当時の首相だった佐藤栄作に言った言葉である。今は【テレワーク拡大で進む障害者切り】にあるように障害者雇用だけでなく健常者雇用もガンガン切られてるが、たとえ新コロ云々が無かったとしてもAIやロボットやドローンなどが進化しまくったら、何時かはこうなってた事であろう。何ちゅーか、松下幸之助は将来ニッポンがこうなる事を見越していて、佐藤栄作(及び自民党)にその時に備えるよう提言したのだと思うのである。


松下幸之助日本の将来を思う

 そう、障害者雇用ってのは正にこの「意図的に作られた仕事」なのである。本来機械化できるモンを敢えて人にやらす事で、障害者雇用率を稼いでいるのである。だから新コロ禍みたいなガチでヤバい状況になったら、そりゃムダなトコから削られていくに決まってるのである。今の障害者雇用関連云々ってのは健常者社会の慈悲に依存してるトコが間々あるのであり、慈悲に依存する事の何が一番問題って「慈悲には限度がある」って事である。確かに世知辛い事であるが、この現実を受け止めて「慈悲が無くとも生きていけるにはどうすればいいか」を真剣に考えなければ、障害者の真の意味での社会進出は成し得ないとワタクシは思うのである。

*我が家に時計がやってきた
 そう、メディアによく出てくる「障害者がその特性と長所を上手く利用して成功して云々」ってのは、ほんの一握りの優秀な当事者だけの話で、大多数は慈悲や福祉インフラに依存せざるを得ないというのが現状なのである。どうすれば良いかって、やっぱワタクシは「現実と向かい合って一つずつ課題を解決してくっきゃない」としか言い様が無いのである。さて堅苦しい話は一旦置いといて、先月オーダーしたアレが1ヶ月待った末に漸く到着したのである:


待ちに待った【Apple Watch Series 6】が漸く到着したのであるv(o ̄∇ ̄o)買ったのはEditionの44mmブラックチタン、バンドはレザーループである。前と同じステンレスのゴールドでも良かったのであるが、やっぱクルマ好きにとって「カーボン」「チタン」「マグネシウム」の三大素材は永遠のロマンであり、ワタクシもソレに抗えなかったという事である(笑)


電源を入れると、まずこの様に表示されるのである。


言われた通りにiPhoneを近付けるとこの様な表示が現れるので、後は画面の指示通りに操作して、前のヤツのバックアップから復元すれば引継ぎ完了である。ただSuicaカードだけはシステム上一つの端末でしか使えないようになってるので、前のヤツからSuica情報を削除する必要が出てくるので、ソコんトコだけ要注意である。


でもってコレが前まで使ってたヤツである。まだまだ使えそうな気配だったのであるが、やっぱバッテリーの劣化が始まってたんで、潔く買い換えた次第である。やっぱアップル製品は2年前後でバッテリーの劣化が始まって、長く使えても3年までってのがワタクシの見解である。だから2年~2年半のサイクルで買い換えるのがベストなのである。


新旧の比較である。ディスプレイの大きさは同じ44mmだが、新しい方が少しだけ小さくて薄いのである。やっぱ2世代も経つと、デバイスもソレなりに進化するモンである。


コレが今回の目玉の一つであるレザーループである。前まで使ってたミラネーゼループも良かったのであるが、金属だから硬い&重いので、今回は柔らかい&軽いレザーにしてみたのである。こんな風にバンド内の磁石でくっつける仕組みになってるのである。柔らかくて軽いのもであるが、思った以上に薄いのである。

*時計は使ってナンボ
 ファッション雑誌だか何だかは忘れたが、ソコには「ファッションに年間10諭吉以上使わんのは大人として失格」と書いてあったのであるが、コレ買った事でノルマの8割以上は余裕で達成できた次第である(笑)時計も何だかんだファッションの一環であり、そのデザイン性はやはり重要なのである。そういう意味ではアップルウォッチのデザインは十分に有用であり、カジュアルでもフォーマルでも問題無く似合うのが強みである:


実際身に付けてみたらこんな感じである。重たい時計の何がアレって、重さで簡単にずり落ちてしまう事である。だからと言ってバンドをきつく締めると手首の可動域が狭くなる上に痛いのである。でも時計が軽ければ皮膚の摩擦抵抗だけで時計を支えられるし、その分バンドは緩めにできるから楽なのである。


バンドはこんな感じで固定され、黒という色も合わさって繋ぎ目が目立たないのである。シッカリくっつくから脱落の心配も無いし、調整も簡単。やっぱ時計のバンドはマグネット式が一番だと思うのである。


でもってSeries 5から常時点灯になったのであるが、その利点がコレである。Series 4までは真正面を向けないとディスプレイが点灯せず、ソレが煩わしさを少なからず生んでいたが、今回からは僅かな角度でも時間が分かるようになってるのである。ワタクシがアナログ針式を愛用する理由がコレであり、アナログ針だと角度が悪くても大体読めるのである。

 というワケで、2年に1度の時計買い替えは終了である。春にはiPadを買い換えて、そして年末にはiPhone本体も買い換えるから、この一年でデジタルガジェットは全部買い換えてしまった事になるのである(^_^;)多分次に買い替えるとしたらまた2年後、時計はSeries 8になった頃で、スマホはiPhone14になった頃であろうか。第三次世界大戦が勃発してシリコンバレーに核ミサイルが撃ち込まれでもしない限り、2年後にはまたこのネタを提供できる筈である(笑)当初はコレが従来の腕時計に取って代わるとは思えなかったが、何時の間にか従来の腕時計はもう使えなくなってしまってる。現代の利器を思い知らされた今日この頃であった。

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