ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「人間は戦っているかぎり、勝てはしなくても負けない」
Ｂｙ 船井幸雄
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊天は自ら助くる者を助く
サブタイの諺こそ、何故今のウクライナが世界中から色々と支援されまくってるかの理由だと思うのである。ウクライナは自ら戦おうとするからこそ「あんな弱いトコでも必死こいて頑張ってるッ！助けねばッ！」って気持ちになるのである。ワタクシがリアルで知ってるロンマニアの方数名が「ココまで心を動かされた事は無かったッ！寄付だッ！デモ参加だッ！」っと行動に移したのも、やはりその心意気に打たれたからであろう。こう言っちゃ大変アレだが、チベットやウイグルで同様の事が起こらない理由って、そういう事なのではと思うのである。
何故ワタクシが非武装中立論を全く信用できないかって、つまりそういう事である。憲法9条論者の言う「万が一攻められたら、世界が黙っていない」って言うのは、よーするに「我々は憲法があるから戦えないんで、平和を愛する国際社会の皆さん我々に代わって血を流してネ☆（ゝω・）v」って事だからである。ンなモン外国人からしてみれば「 (ﾟДﾟ)ﾊｧ?お前等の為に俺等の生活を犠牲にしろだぁ？( ﾟ,_ゝﾟ)ﾊﾞｶｼﾞｬﾈｰﾉ」でお終いである。常日頃国会前で「憲法守れ」とか言ってるヤツ等は、今回のウクライナの件やチベットやウイグルの件で何か行動起こしたであろうか？答えは当然「ノー」である。
＊反権力は何処
ワタクシは中坊の頃にメタルとパンクに目覚め、心の奥底に眠る厨二病を大いに発症させたモンである（笑）当時のワタクシの心境は「周りのヤツ等が好いた別れただの軟弱な歌しか歌ってないのに対し、彼等は弱い人々の為に権力による横暴に音楽を以て非暴力で立ち向かってるッ！ｶｺ(・∀・)ｲｲ!!」であり、そんな音楽の良さが分かるワタクシは特別な人間だとも思ったのである（爆）でもってあの時からン十年以上の時が経って、世界がプーチンという権力者の横暴によってウクライナのか弱き人々が苦しめられてる中、こう思ったのである。弱者の為に権力に立ち向かった彼等は何処行ったんだ？と。
まぁワタクシも流石にン十年も経てばナイーブじゃなくなるんで、ソコんトコの裏事情は何となく分かってるつもりである。まぁつまりこの手の連中は殴り返さないヤツ、タイーホしてもちゃんと人道的に扱ってくれるヤツ、叩く事がアルバム売上やライブ動員に繋がるヤツ相手にしか反抗できないのである。せめてポーズでも良いから公式SNSで「我々はウクライナと共にある」と言えばいいのに、ソレすらしてないのである┐(´д｀)┌まぁ今の時代、政治的な事をやりたいならSNS使った方が手っ取り早い上に効果的なんで、音楽はメシの種と割り切ってるんだと言われればソコまでの話であるが（笑）
以前にも言ったと思うが、今回の件で理想主義的なサヨクは飽和点を迎えたのである。今までは平和だったからこそ理想主義ごっこや反権力ごっこに興じられたワケであり、ガチの危機を突き付けられた今となってはソレももう終わりなのである。フワッとした理想を捨て、目の前の明確な危機に具体的に対応しない限り、真っ当な人からはソッポ向かれるだけなのである：
youtu.be
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まぁこの手のヤツ等は既にソッポ向かれ尽くした後だから、ある意味このままで良いのであろう（笑）世の中を変えるのは理念ではなく、何時でも人なのである。理念がTPOにそぐわないのであれば、人が変えれば良いだけの話である。ソレが分からん限り、サヨクに未来は無いのである。
＊人生一発逆転病
何故人は反権力に強く惹かれるんだろうと思ったのであるが、反権力に惹かれるヤツには大きな共通点があるのである。ソレは「反権力志向なヤツにリア充は居ない」という事である（笑）国が貧しかった頃や東西冷戦バリバリの頃なら兎も角、今の時代は能力や人気があれば成功を掴む事がずっと容易になってるのである。学生運動時代は高学歴のインテリがサヨク側に多かったらしいのであるが、今サヨクやってるヤツは非リア充か落ちぶれたエリートかである。そういうヤツ等が反権力に託すモンは何かと言えば、サブタイにあるように「人生の一発逆転」である。
正攻法でリア充に勝てないのなら、こうやってSNSでルサンチマン煽って数を搔き集めて、数の暴力でゴリ押しするしかないからである。サヨクに限らず、フェミニズムも環境保護も動物愛護もポリコレも、反ワクチンもBLMもLGBTもジェンダーも、根本にあるのは「人生の一発逆転」であり、コレこそがSNS時代の人類を侵すデジタル感染症だとワタクシは考えてるのである（笑）でもソレが通じるのは世界が平和過ぎてニッチ分野に目を向ける余裕がある時だけであり、平和でなくなった今はその余裕が無いのである。余裕は平和な時にしか生まれない事を実感した今日この頃であった。
