アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE PROCESS OF HUMAN EXTERMINATION

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人は旅をしなければ駄目になってしまう」
By ウォルフガング・アマデウスモーツァルト

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*クルマが人を呼ぶ
 ある程度出世したら、ファッションや身に付けるモンはソレなりにカネをかけるべし。ソレが身形に関するワタクシのジャスティスである。例えばスーパーカーが良い例であるが、スーパーカー乗ってる事のメリットは何かって「ある程度以上の経済力を持った人達と繋がれる」って事である。会社のシャッチョや重役、医者や弁護士、売れてるアーティストや芸能人、資産家や大地主等々。そういった地位や能力のある人達とコネを築く機会に恵まれるのである。スイスポや86/BRZのオフ会行ったって、キモオタや陰キャ同士のエコーチャンバーが強くなるだけである(笑)

 ワタクシがソレを実感したのが、最初のR35を所有した時である。水野和敏氏やSオーナーといったメディアでしか見られない有名人と直に会う機会に恵まれ。スーパーカーオーナー達と知り合いになる機会も得られたのである。でもって昨年秋頃、ワタクシが浪坊時代に家庭教師をやってた先生と二十ン年振りに再会して、二十ン年越しに大学合格祝いをやって貰った事を、ロンマニアの皆様は覚えているであろうか。その時「GT3納車されたら一緒にツーリング行こう」って約束したのであるが・・・


・・・今回、その約束が果たされたのである。先生実は【812スーパーファスト】をオーダーしてて、ソレが納車まで更に1年以上かかるって事で、つい最近458買ったのであるが、そのお披露目も兼ねて今回ツーリング行こうって話になったのである。こう言っちゃアレだが、もしもワタクシがR35を選ぶ事無くGRB→VABと乗り継ぐ世界線があったとしたら、その世界線ではワタクシと先生は二十ン年越しの再会は果たしていなかったであろう(笑)

*外へ出よう
 クルマ好きの端くれとして、フェラーリに全く興味が無いと言えばウソになるのである。ポルシェと一緒で、良いか悪いか、正しいか否かじゃなく、クルマ好きとしての必修科目なのである。好きになる義務は無いけど、知っとかなきゃクルマ好きとして不合格って感じである:


もう2世代前のクルマだけど、今見ても惚れ惚れするぐらい美しいのである(*´Д`)ご厚意に甘えてコクピットにも座らせてもらったが、ドラポジも最高なのである。ただ先生曰く「音やデザインは最高なんだけど、走りはね(^_^;)」だそうである(´ヘ`;)曰く「公認インストラクターにすら”常時ウェットモードで乗らないと公道じゃサスが硬すぎて怖い”って言われる」レベルの足回りの設定で、その点ではポルシェの方が全然上(当然先生もポルシェは体験済み)だそうである。

 ツーリングの目的地は軽井沢で、ソコにクラシックな雰囲気が最高なホテルがあるから、ソコでお茶しようって企画である。高速道路をバンバン走って、峠道をグイグイ走り抜けて、その上で美味いメシにありつこうってイベントである。でもって今回、一番衝撃を受けたのは「GT3の空力ヤベェ( ̄Д ̄;)」って事である。速度が上がれば上がる程にダウンフォースが効いてきて、まるで接着剤で張り付いたかの如く後輪が地面にビタっと押し付けられるのである:
youtu.be
RRは後輪が破綻したら一巻の終わりなのであるが、ココまでシッカリと後輪が安定して地面に押し付けられるとメチャクチャ安心できるのである。確かにRRだから前輪の接地感は乏しいが、アクセル抜くなりブレーキかけるなりして前輪に荷重をかけた上でステアリングを切れば、切った方向に的確にクルマが曲がってくれるのである。こういう絶妙な空力開発やハンドリングなんてのは、一世代二世代じゃ生み出せんシロモノである。ソコんトコがこの手のクルマを半世紀以上に渡って作り続け開発し続けられる欧州勢と、一世代で終わってしまう国産勢との違いである。

 でもって目的地まで向かう最中、色んなトコで小休止をしながら、自然を堪能しながらゆっくりと目的地へ向かったのである。まぁ互いに良い歳こいたオッサンなので、トイレもソレなりに近くなってしまってるのである(笑)


何ちゅーか、自然って不思議である。ただ単に水の音がする&安全対策以外に人間の手が加わってないだけなんだけど、ソコに居るだけで心が洗われるのである。都市部でコンクリートに囲まれて生活すると、やっぱ何だかんだ息が詰まるのである。同じ様な人達しか居ない&同じ様な風景しかないから、マンネリ感がストレスになるのであろう。だからこそ外に出て、全く違うモンに触れる必要があるのである:

もしもロンマニアの方の中に「人生が楽しくないッ!何もかもがクソだッ!」って考えてる方がいらっしゃったら、ワタクシはその方に対し「今すぐネットを切断して、SNS等で名前も顔も知らないヤツ等同士でクソを投げ合うのを止めて、何処でも良いから外へ出て全く違うモンに触れろ」と助言する次第である。家に閉じこもってネットSNSばっかやってると、脳ミソも精神も腐っていくモンなのである。だからデジタルデトックスは定期的に行う必要があるのである。

*出会いは続くよ何処までも
 前にも話したと思う&当ブログにもその記録があるのであるが、ワタクシ15年前は一時的にニートしてたのである(笑&実話)当時はバイトで食い繋いでて、先の事なんて全く何も分んなかったのであるが、15年後ココまで来れるなんて思いもしなかったのである。アスペルガー症候群の診断を受け、方向性とすべき事が定まってからはコツコツと積み重ね、そしたら何時の間にかポルシェオーナーになっていて、こうしてフェラーリ乗りの先生と再会を果たしたのであるから、人生マジで何が起こるか分からんモンである:

ワタクシも一歩間違えてたら、そのまま世の中や人々に対する恨みを募らせて、マジで二進も三進も行かない状態になってたかもなのである。そうならなかったのは二十ン年前に先生と出会ってて、サバゲーを介して”師匠”と出会ってて、その他色んな良き人々と出会ってたからである。確かにクソみたいな事やクソみたいなヤツも少なくはなかったが、でもやっぱワタクシはその機会を提供してくれたニッポンという国が好きだし、ソコに住む人々も大好きである。

 だから今後どういう出会いがワタクシを待っているのか、今後楽しみでしょうがないのであるo(*´∀`*)oあと蛇足だけど、先生とその先輩(勿論フェラーリ乗り)だけじゃなく、リアルやネットでも多くのフェラーリ属性のあるロンマニアの方々と会話する機会が増えたのであるが、皆口を揃えて「フェラーリはいいぞ!」って某ガルパンおじさんみたいな事をワタクシに言ってくるのである(笑)
youtu.be
まぁワタクシもフェラーリに興味が無いワケではないが、でもやっぱワタクシの使用用途に合わないってのがアレなのである(^_^;)まだサーキット走行したい盛りなんでソレに向いたクルマが望みなんだけど、フェラーリはあんまソレに向いてないのである。実際にやった事のあるオーナー曰く「できない事はないが、コスパが悪過ぎる」出そうである( ̄~ ̄)まぁでもサーキット走行卒業後はアリっちゃアリなので、そん時はそん時な今日この頃であった。