アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SCARRED FOR LIFE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「かつては女性にとって、食いぶちを得るための必需品だった結婚が、今やぜいたく品となり、相手のクオリティーが問題とされている。ぜいたく品になった以上、どんどん条件が高くなるわけです」
By 上野千鶴子

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*セダンはオワコン2023
 クルマ業界に居る某ロンマニアの方曰く「セダンはオワコンになって当然。だってSUVはセダンの進化系だから」だそうである。つまりスマホが普及したのに伴いガラケーが衰退したのと同じだという事である。実際比べてみると、マジでセダンの利点って皆無に等しいのである:

セダンに対するSUVの利点:

  • より多くの荷物と人を運べる
  • 背が高くて乗り降りし易い
  • 視点が高くて広いから運転し易い
  • いざという時には悪路走行もこなせる

SUVに対するセダンの利点:

  • 強いて言うなら時速200キロ超における走行の安定性

でもってドイツ在住かアラブ諸国の王族でもない限り、公道で時速200キロ以上出すのは違法である。そう、SUVに対するセダンの利点が皆無な以上、セダンが売れずにSUVばっか売れるのは至極当然の事なのである。

 そう、大衆車というジャンルにおいては、不便でコスパの悪いモンは駆逐される運命にあるのである。技術革新により「FFの利便性>FRの走行性能」になったらFR車が一気に廃れたのと同様、空力やシャシー技術の進化でSUVの利便性がセダンの走行性能を上回ったら、大衆車からセダンが一気に廃れるのは当然の事なのである:
youtu.be
故に国内外問わず、大衆車メーカーにおいてセダンを、特にFRのセダンを求めるなんて実質無理ゲーなのである。実際クラウンは双方共止めたし、スカイラインは風前の灯火である。昔は結構あった「セダン+FR+MT」のパッケージングは、残念ながらもう古い記憶なのである(´・ω・`)

*The予想通り
 そう、今時のセダンはスポーツカー同様、嗜好品であり贅沢品であり高級品なのである。だからベンツやレクサスやBMWといった高級ブランドしか作ってないし、中途半端な性能では逆に売れないのである。だから日産がスカイラインっぽいNISMO新車のシルエット出した時も「まぁ、セダン売ろうと思ったらソレしかないわな( ̄~ ̄)」って思ってたのであるが【実際予想通りのモンが出てきた】のである。まぁスカイラインもモデル末期&400Rも登場してから結構経つので、400Rの顧客の買い替え需要を狙ってるんじゃないかと思うのである。

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 まぁ何ちゅーか、良くも悪くも想像通りのモンが出てきたってトコである( ̄~ ̄)400RがRZ34と同じエンジン積んでたから「ひょっとしたらRZ34NISMOのエンジン積んだスカイラインかな( ̄▽ ̄;)」って思ってたら、正にソレが出てきたのである。クルマそのものに対しては然程目を張るモンは無いが、ただクルマの方向性に関しては強ち間違っちゃいないと思うのである。上記にも書いたように、今時のセダンは嗜好品であり贅沢品である。中途半端なモンを出しても売れないから、こういう尖ったモンを出してくるってのは方向性としては正しいのである。

youtu.be

 ちゅーのも今の国産車のラインナップの中に【BMW・M3】や【CクラスAMG】みたいなカリカリのスポーツセダンって、実は無いのである。でもってニッポンにゃ「速くてカッコ良い走りのセダンは欲しいけど、外車はねぇ~(´ヘ`;)」っていう外車アレルギーは少なからず存在するので、ソコを上手く突く事ができるんじゃないかと思うのである。今後スカイラインが存続するかどうかは分からないが、コレが売れるようなら今後のスカイラインの在り方になるんじゃないかと思うのである。昔ながらのクルマ好きのオッサン的には悲劇であるが、もうER34の頃のような「300諭吉&FR&MTのセダン」はお終いなのである。

*大衆セダンの終焉
 そう、セダンそのものは今後も作り続けられるだろうけど、ソレは高級ブランドor高級車に限った話なのである。昔ながらのクルマ好きが愛した大衆セダン、特にスポーツセダンは今後更に種類を減らしていくだろうと思うのである。だからワタクシは「WRX-STIランエボの復活はあるか?」と問われたら「十中八九無いし、あったとしてもセダンではない」と答える次第である。500諭吉超の高級セダンとしてか、或いはハッチバックSUVとしての復活ならあるかも知れないが、小型~中型セダンというジャンルの需要が乏しい以上、肝心のベース車両をメーカーが用意できないからである。

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 2ドアクーペみたいなピュアスポーツカーは一定の需要があるから少数でも確実に残るだろうけど、WRX-STIランエボ、ER34スカイラインやツアラーVチェイサーみたいな「ピュアスポーツカーじゃないけど安くて速いスポーツセダン」は残念ながら今後もう現れないだろうなとワタクシは思うのである。理由は上記にあるように「SUV時代になってベース車両であるセダンの需要が乏しいから」であり、コレばかりはどーにもならんのである( ̄~ ̄)外車への転向者が増えるか、SUVの走り系カスタムが流行るか、あるいはこのまま廃れるか。流石にコレばかりは読めない今日この頃であった。