アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

EMBRACED BY FIRE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「権威に弱い、というのは、教養や教育とはあまり関係ないようだ。私の知っているいわゆる食通には、店の名前で食べている男が何人かいる」
By 吉行淳之介

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*自由と民主主義は勝者に非ず
 ソ連が崩壊して、その後間も無くインターネットが普及し出して、西側諸国の人間は上も下も「時代の勝者は我々だッ!今後は経済的発展と情報化社会による各種自由を以って、我々の良さを世界中が受け入れる筈ッ!コレこそがグローバリゼーションだッ!」って考えてた事であろう。が、ソレが間違いであった事は、ココ数年の世界が証明してしまったのである:
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ニッポンみたいに負けを潔く受け入れて、相手の優秀さを認めて受け入れられる民族って、実は少ないのである。多くの国は敗北を屈辱として受け止めて、科学や技術や文化は受け入れても根幹にあるモンを理解しようとはせず、反撃できるその日を耐えて待ち続けるのである。テメェ以外のモンを受け入れられる器のデカさってのは強いヤツだけにしか持ちえないモンなのである

 以前読んだ雑誌の記事に「BRICSやグローバルサウスは宗教も民族も人種もバラバラだけど、たった一つ全ての国が共有できるモンがある。ソレは”西側社会に対するルサンチマン”だ」っていうアメリカの学者の言葉があったのだが、ココ数年の世の中を見ると実に腑に落ちるのである(^_^;)ウクライナは実質西側で、イスラエルはモロに西側で、そりゃ”向こう側”としては盛り上がるのである:
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第三次世界大戦になる可能性は低いとワタクシは思うのであるが、でもこの類の「ルサンチマンの爆発」は今後様々な分野で起こるとワタクシは考えてるのである。自由国家vs専制国家、キリスト教vsイスラム教、主流派vs非主流派、カネ持ちvsビンボー人、多数派vs少数派等々。弱いヤツってのはテメェ以外のモンを受け入れられず、集団を成してテメェの身を守るようになるのである。

エンスージアスト向けの一台?
 政治ネタはウケが悪いと相場が決まってるので、コレから先は話題を変えていく次第である(笑)以前アメリカのスバルが【WRX S4をベースにしたエンスージアスト(以後エンスー)向けマシンを出す】ってニュースを見て、ソコから数日ワタクシはワクワクしっぱなしだったのである(爆)エンスー向けのマシンといったら【アルファロメオ・ジュリアGTAm】や【BMW・M4CLS】みたいに:

  • 外装のありとあらゆるモンがカーボン化されている
  • 窓もポリカーボネート化され、バッテリーもリチウムイオン化されて、軽量化に余念が無い
  • エンジンもパワーを大幅にアップした専用エンジンを積んでいる
  • 当然、タイヤもサスペンションも専用品&専用サイズ
  • ミッションもDCT等のスペシャルなヤツを用いてる

コレぐらいまでやって、初めて「エンスー向けのクルマ」って言えるのである。だから「こういう過激なモンをとうとうスバルも作る気になったのかぁ~(*´Д`*)」と考えたら、ドキドキワクワクして夜しか眠れなくなってしまうのである(笑)

 でもってモニター前に全裸正座待機すること数日間(笑)遂にその「スバルの作るエンスー向けのクルマ」とやらが【華々しく発表された】のであるが( ̄▽ ̄;)・・・・何ちゅーか、スバルに過大な期待をしたワタクシのバカさ加減には呆れてしまうのである(爆)言っちゃ何だが、今までのスバルがしょっちゅう出す特別仕様車と何が違うんだって話である┐(´д`)┌
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今んトコはアメリカのみの販売であるが、コレがニッポンでも売られるようになったら、ワタクシは前以って「半額でも(゚⊿゚)イラネ」と答えておく次第である(笑)スペックが色々中途半端過ぎるのもだけど、何よりデカいからである。パッと調べてみたら、GT3と同じぐらいデカいのである。

 多分コレ、サーキット走るにはブレーキも足回りも容量不足で、街乗りにしてもムダに硬くなるとワタクシは踏んでるのである。ワタクシがエンスーとしてこのクルマを評価するなら「エンスーなら素ケイマン買った方が断然幸せになれる」といったトコである(笑)
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ただ残念な事にケイマン&ボクスターはもう既に受注終了してしまい、もう新車じゃ買えなくなってしまってるのである(´・ω・`)あとニッポンにTR導入されるかと問われたら、ワタクシの答えは「その可能性は低い」である。コレ導入するよりも、WRX-STI出した方が確実に売れるからである。

*大きいことは悪いことだ
 というワケで、秘かに狙ってたセカンドカー計画がまた一つ無くなってしまったのである(笑)もしもの話であるが、もしもS2000がフルモデルチェンジを繰り返しながら今も売り続けられていたら、今頃はS2000のカスタマイズネタが当ブログを盛り上げていた筈なのである(爆)ワタクシの要求する「もう少しパワーのあるND」ってヤツに、S2000は思いっ切り当て嵌まるからである。もし今尚売り続けられてたとしたら初代S2000の各種問題も解決されてて、きっと素晴らしい2シータースポーツになってただろうと今でも思うのである。

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 S2000の何が良いなと思うかって、NDと同じ2シーターオープンで軽量なFRなのもだけど、何より小さいのである。パッと調べたけど、NDより僅かに大きい程度である。良さげなクルマは結構あるんだけど、皆軒並みデカくて重くて、主戦場にする予定の筑波1000&2000の事を考えると断念せざるを得ないのである( ̄~ ̄)でもって上記WRX TRもGT3と同じ大きさでGT3よりもずっと重いんだから、そりゃムリに決まってるのである。21世紀の世の中、軽量小型な後輪駆動車はスーパーカー以上に貴重。世知辛いが認めざるを得ない今日この頃であった。