ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「記憶という土の中に種子を播いて、季節の中で手をかけて育てることができなければ、言葉はなかなか実らない」
By 長田弘
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*陰キャの居場所
ココ数年の社会運動ブーム、ポスト真実ブームはなぜ起こったのか。格差社会による鬱憤の捌け口ってのもあるかも知れないが、ワタクシは「ネットSNSにおいて陰キャが居場所を失ったから」だと考えてるのである。ネット黎明期の頃、陰キャの居場所はネットだったのである。陽キャやリア充がネットを軽視してた頃、陰キャはネットで「誰も知らない真実」を得てたのである。情報の質には問題があるものの、その圧倒的な量と速度を以って従来の口コミしかない陽キャやリア充を圧倒して、その優位性が陰キャの自慢であり、心の支えなのである。
が、そのネットの優位性が世間に周知されるとどうなるかって、答えは勿論「陽キャやリア充もネットを活用するようになる」である、そうなると当然、情報量や情報速度は武器にはならなくなるのである。ソレだけじゃなくリアル同様、陽キャやリア充が陰キャを隅に追いやる様になるのである。じゃあ陰キャは次何処に行くかって、社会運動やポスト真実に居場所を見出すのである:
youtu.be
よーするにネット知識でマウント取れなくなっちゃったから、次は「ネットでは決して見つからない”世界の真実”を俺は知ってるッ!」でマウント取ろうって事である。ソレで集団が結成されて、一体感で気が大きくなって、狡賢いヤツ等に利用されてバカやってしまうって事である┐(´д`)┌結局のトコ、テメェの目と耳と頭をフル活用できんヤツは、何処に行こうとも居場所は得られないのである。
*天下を取れなかった理由
何故iPhoneは天下を取れたのか。アップルのブランド力?スティーブ・ジョブズの先見性?ソレもあるかも知れないが、一番はやはり「単純にiPhoneの使い勝手が良かったから」に尽きるのである。丁度良い大きさ、使い勝手の良さ、耐久性と信頼性、優れたデザイン等々。iPhoneが純粋にケータイとして優秀だったからこそ「周りが皆良いって言ってるし、じゃあ試してみよう」ってなって広まったのである。だからもしテスラ車が単純にクルマとして優秀なのであれば、ワタクシは今頃テスラがクルマ界の覇権を握ってたと考えてるのである。
前にも言ったけど、テスラの何がダメだったかって、純粋にクルマとしてダメだったからである。足回りの熟成、NVH性能、ハンドリングやドライバビリティ、各種UIの使い易さや便利さ、信頼性と耐久性、アフターケアの良さ等々。確かにテスラのコンセプトには目を張るモンがあるが、ソレ等も全て「クルマ本体の出来が良ければ」の話なのである。どんなに革新的なモンであろうとも、信頼できないモンにカネを出す事なんて出来ないからである。今月末に発売される【サイバートラック】とやらのオフロード走行動画が出てきたのであるが、まぁお察しである┐(´-`)┌
車重が3トン前後とクソ重いのも原因だろうが、純粋にクルマとしての出来が悪いのである( ̄~ ̄)足回りの形状、バネやダンパーの硬さや設定、4輪の駆動トルク配分や前中後デフの設定、ボディー剛性と弾性等々。そういったクルマ本体諸々のセッティングがダメだからキビキビ走れないのである。多分このコース、ランクルやジムニーとかは言うまでもなく、フォレスターやエクストレイルだってスイスイ登れたんじゃないかと思うのである。コレで値段が9.9万ワシントン(約1490諭吉)なんだから、もし購入希望のロンマニアの方が居たら、ワタクシは全力を以って阻止する次第である(笑)
*マニアの意見、信用するべからず
だからデビューから今に至るまで、テスラ車は一部のカーマニアや意識高い系やデジタルガジェットオタクにはウケるけど、そうでない一般的な人の間で中々広まらないのである。たとえクルマ好きでなかったとしても、乗り心地が悪かったり諸々の使い勝手が悪かったりするとストレスが塵積山成して「もう次は乗らない」ってなるし、不具合や動作不良が起こったらソレこそ一発である。ワタクシもそうであるが、マニアやオタクなんてのは好奇心や虚栄心で不快感を相当我慢できる特異な人種なので、その評論をアテにしてはいけないのである(笑)
テスラのライバルとして盛んに語られるBYDであるが、同様の理由でワタクシは全く信用していないのである。言っちゃ悪いが、テスラやBYDを推すヤツの相場は決まってるのである。1つは「クルマの事を全く分かってないヤツ」で、EVをタイヤの付いたスマホぐらいにしか考えられないヤツである。2つ目は「下克上を期待してるヤツ」であり、トヨタとかの”旧態然とした権威”が崩れるのを期待してる陰キャである。革命や下克上は他人に期待するモンではなく、キツくてもテメェ自身の手で成し遂げるべし。他力本願ほど時間の無駄と呼べるモンは無いと思う今日この頃であった。.