ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「そもそも世界市場で戦うのに、自国の人材だけでやろうとすること自体に無理がある。したがって、いまのような教育システムを続ければ、日本は自国の企業にさえ人材を供給できなくなるだろう」
Ｂｙ 大前研一
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊ノーモア地上波
ワタクシは基本、３つの例外を除いて地上波は観ないのである。その３つとは「緊急災害時」と「大スポーツイベント（サッカーW杯、WBC等）の生中継」と「大晦日と正月」である。だから巷で「松本ガー、田中さんガー」って話題になってても「ンな地上波でしか観ないヤツ等の事なんか(´・ω・`)知らんがな」としか答えられんのである。ワタクシから言える事は「地上波で頭に来る事があるなら地上波観るな」という事である。ブーブー言いながらも地上波観てる限りスポンサーは広告を割り込ませようとするし、スポンサーが支える限り地上波は続くからである。
だから「地上波は観ない」に限るのである。観なければ視聴率は発生しないし、広告が意味を成さなくなるからスポンサーも撤退するし、芸能人や脚本家も仕事を失うし、ムカつくテレビ局のヤツ等の給料だって下がるのである（笑）ぶっちゃけBSCSやネットTVの方が断然面白いし、ニュースや報道もネット経由で全然追えるし、何より量もバリエーションも衛星やネットの方が断然上なのである。カネがあって分別付いててテメェの自我が出来上がってる人間にとっちゃ、地上波を観る意味は最早無いのである。地上波にしがみ付くって事は、つまりそういう事である。
＊ノーモア国産品
多分ロンマニアの皆様の中には「何故ココまで様々な不正や腐敗が起こってるのに、ニッポンは何も変わらないんだッ！」ってお思いの方も少なくないと思うが、その答えは実に簡単である。ソレは「たとえどんなにブーブー文句を言っても、ニッポン人は結局ニッポンに住み続けて、ニッポン製品やニッポン製コンテンツを愛用し続けるから」である。結局何だかんだニッポンに依存し続けるんだから、企業や支配者層からすれば実にチョロいモンである┐(´∀｀)┌国内でカルテルな同意を結んでて互いに抜け駆けしなければ、結局元の木阿弥に戻ってしまうのである。
ニッポンをココまで特殊にしてしまってるのは、１つは「ニッポン語」である。ニッポン語って他の国じゃ使わない実質的な孤立言語で、習得難易度もトップクラスに高いのである。結果として情報や人間の出入りが制限されるようになり、海外コンテンツや外国製品の情報が入ってき難くなるから、自ずと国産品や国内コンテンツへの依存が強くなるのである。そして２つめは「戦後から高度成長期～バブル時代にかける成功体験」である。戦後の徹底的な敗北感と、ソコから一気に先進国へと駆け上がるカタルシス。コレがニッポン人の国産品や国内コンテンツに対する誇りを生み出してるのである。
ソレが国外モンに対するアレルギーやルサンチマン、及び国産モンに対する固執に繋がってるんだとワタクシは思うのである。クルマなんかが分かり易いが、バブル時代の９０年代スポーツカーってのは、そのアンビバレントさを内包していたのである。ソレを好きなヤツ等も「国産スポーツカーの方が凄いッ！外車なんて高くて壊れ易いだけのガラクタだッ！」とか言いつつも、クルマを知り尽くした人等は結局は外車に流れて行く。外車を買えないルサンチマンも重なって、ニッポンのスポーツカー好きは国産スポーツカーに固執するのである。
＊ノーモア安い国産車
だからダイハツに続いて起こった【トヨタで云々】に関しても、ワタクシは「国産車乗るな」と答える次第である（笑）ワタクシが以前からずっと言ってる事であるが「安さ」と「高性能」は二律背反してるのである。革命的な技術革新が起こったのなら兎も角、そうでないならソレ等を両立させようとすると効率化するしかなく、そうなると必ず何処かに皺寄せが行くのである。ダイハツやトヨタの場合はソレが「検査で手を抜く事」であり、この「安く高性能」路線を止めない限り別の何処かで起こるであろう。だから謝罪会見だけど、あんなの何の意味も無いのである。
だから確実な安全性を得たいのであれば、消費者は値上げを覚悟するっきゃないのである。フツー車で１００諭吉、軽で５０諭吉といったトコであろうか。もう国産車の効率化は限界まで来ていて、努力や気合でどうにかなるモンじゃなくなってるのである。ソレがイヤなら、低価格ブランドの外車を買うっきゃないのである。非先進国のクルマ、シュコダだとかダチアだとか、キアだとかプロトンだとか、あの辺りなら人件費は安いから、安くてもソレなりの品質はあるであろう。もう内需の時代は終わった、ソレだけは断言できる今日この頃であった。
