アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MONOLITHS & DIMENSIONS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「政治家の生涯は、幸福な時期に不慮の形で幕を閉じない限り、最後は不幸な結末を迎える。政治とは、そして人生とは、そういうものである」
By イーノック・パウエル

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*専業メーカーの矜持
 ポルシェはスポーツカー「を」作る会社であり、日産はスポーツカー「も」作る会社。コレは2007年のR35デビューの時、当時のポルシェニッポン副シャッチョがインタビューの時に語ったとされる言葉である。あの当時はワタクシも国産車好きのGT-Rファンとして「後々吠え面かくなよコノヤローo(`ω´*)o」って思ったモンであるが、ソレから17年経った今、ワタクシは911オーナーとして「こうなる事を予言してた副シャッチョすげぇ~(*´∀`*)」と言わせてもらう次第である(笑)やっぱ何ちゅーか「我々はスポーツカー専業メーカーだッ!」と断言するだけの矜持がソコにはあるのである。

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 因みにポルシェは今尚「スポーツカー専業メーカー」の看板は下ろしてないのである。こう書くと「じゃあマカンやカイエンやパナメーラやタイカンは何なんだ?」と言われるだろうが、ポルシェ公式曰く「アレは新しい形のスポーツカー」なんだそうである(笑&実話)実際ポルシェ車は全部サーキット走行ができるように作ってあるし、サーキット走行用アプリに全車種が対応してるし、取説には全車種「サーキットは十分気を付けて走るんだゾ☆(ゝω・)v」とまで書いてあるのである。スポーツカーに100%賭けてるウチが、片手間でやってるトコに負ける筈が無い。副シャッチョはそう言いたかったのであろう。

*23年振り3回目の空白期間
 でもって今日はそう、ロンマニアの皆様、特にGT-R属性のある方々にとって待ちに待った【2025年モデル】の発表日である。まぁMY25の内容については大まかワタクシが予想してた通り(大幅な性能アップはナシ、特別内装や特別装備の追加など)だから、その事について改めて語る事は無いのである:
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一部ソースでは「コレが最終モデルで、2025年8月で生産終了」って文言があったのであるが、この公式発表にはそんな事全然書いてないのである( ̄~ ̄)こういう事されると「ひょっとして、コレも毎度お馴染みの最終モデル詐欺なのでは …(;¬д¬)」って勘繰らざるを得なくなってしまうのである(笑)

 ソコんトコをその手の情報に詳しいロンマニアの方に聞いてみた所「多分今度こそ生産終了だと思う」って答えが返ってきたのである。ワタクシが「その根拠は?」と尋ねてみた所「自動ブレーキの義務化が2026年からだから」という返事が返ってきたので、ワタクシもソレなら理に適ってると思ったのである。よーするに、こういう事である:

法改正で2021年11月以降に発売される新型車には自動ブレーキの装着が義務付けられてる

新型車でなくても、2025年12月以降に販売される新車には装着が義務付けられる

当然だけど、R35にはンなモン付いてない

付けようと思っても後付けだとすんごいコストが掛かる

だから25年11月までに新車登録を全部済ませる必要がある

R35の製造にゃ3ヶ月ぐらいかかる

イムリミットは25年8月まで

だから「2025年8月で生産終了」なのである。日産栃木工場の生産キャパがどんだけあるかは分からんが、仮に月100台だとして、6月から新車登録を始めれば来年8月には丁度1500台である。この他にもサイバーセキュリティ対策の義務化が2026年5月から始まるので、いずれにせよ全てに対応していないR35にゃ超え難い壁なのである( ̄~ ̄)

 まぁぶっちゃけるまでもない話、このMY25もMY22やMY24同様、投機用やコレクターズアイテムとして回るのが殆どであり、昔みたいにガンガン乗られる事は無いと思われるのである(´・ω・`)ただ今回でR35が終わるのは良いとして、問題は「何故ソレを公言しないのか」って事である。ワタクシが思うに:

  1. 公言すると「今度こそ最終モデルだッ!」って予約が殺到しまくるから
  2. 栃木工場の生産キャパ次第で生産台数の追加もありうるから
  3. 実はこの後「R35Nur」みたいな正真正銘のファイナルエディションが待っているから

じゃないかなと思ってるのである(笑)もしR36の発売が決定してたのなら、ココまで大騒ぎになる事は無かったのである。次が無くて「コレが最後」って変な期待を抱かされるから、ソレに釣られて変なのが大勢集まってくるのである。やっぱそういう意味でも、作り続けなかった事は日産の落ち度であり、やっぱ日産はスポーツカー「も」作るメーカーだったという事である┐(´-`)┌

*値段がバイバイン
 ワタクシがMY14NISMOを納車されたのが丁度9年前の今頃(正確に言うと3/4)で、新車価格は1505諭吉だったのである。因みにその前のMY08PEは16年前であり新車価格は924諭吉だったのである。そして今、924諭吉だったPEは1559諭吉まで値上がりし、NISMOは遂に3061諭吉まで値上がりしてしまったのである:
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そう、たった9年で値段が倍になってしまったのである('A`)でもって値段が倍になっただけの速さや質の良さはソコにあるのかと問われたら、ワタクシは自信を以て「ンなモン無い」と答える次第である。正直な話、バブル以外の何でもないとワタクシは思うのである。

 色んな人に話を聞いても、やっぱR35NISMOは全然進化していないのである。コレはもう断言しても良いが、MY25NISMO買うぐらいだったら、992ターボS買った方が絶対速いし、絶対幸せになれるのである。ワタクシは双方共乗ってるから分かるのであるが、992ターボSはマジで最高である。R35が現役でいる間、911は997→991→992とフルモデルチェンジを続けているが、世代交代した分の進化を如実に感じるのである:
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こう言っちゃアレだが、コレを一度体験したら、もう二度とR35には戻れなくなるのである。ワタクシがもし歳取り過ぎてサーキット走行を卒業する時が来たら、上りのクルマはコレにしたいと思うほどである。R36は何時出るか分からないが、出たとしても大した期待は出来ないなと思う今日この頃であった。.