アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THY MIGHTY CONTRACT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人間とは取引をする動物なり。犬は骨を交換せず」
By アダム・スミス

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

ド級の渋滞、ド渋滞だ!
 つい先日、思いっきり久しぶりに師匠とドライブに行ったのである。久々の出会いで思い出話を咲かしまくる中、サブタイにあるように渋滞で疲労困憊してしまったのである(笑)こういうのを避けるために態々平日を選んだのであるが、ソレでもシャレにならないぐらい何処も渋滞してたのである ⊂ ´⌒つ´Д`)つPAにやたら子連れが多かった事を考えると、恐らく春休みか何かであろう:


ルートはワタクシのお気に入りでもある西湘バイパス→箱根である。生憎師匠は写真を撮るのも撮られるのも嫌いな方なので、ソコんトコご了承願いたい次第である。まぁ肝心の西湘バイパスと箱根だけはワタクシの目論見通りガラガラで、2人して気持ち良く走れたので、ソレはソレで良しとする次第である。

 あと印象的だったのが、師匠(C4コルベット乗り)は「実は俺、左ハンドルは好きじゃない」と言ってた事がである。曰く「人生で最高に気に入ったクルマがC4コルベットで、左ハンドルしか無かったから左ハンドル選んだ」だそうである。もし右ハンドルがあったら右ハンドル選んでたし、左ハンドル車は後にも先にもコルベットだけなんだそうである:
youtu.be
ふとワタクシは「じゃあC8はどうですか?」と聞いたのであるが、答えは「興味無い」である。曰く「C4のあのスタイリングに惚れ込んだんだから、他はどうでもいい」んだそうである。故障は大小あるのが日常茶飯事だし、最近じゃ乗る時間はめっきり減ってしまったが、ソレでも手放す気は無いんだそうである(^_^;)まぁ何ちゅーか、コレもクルマ好きの在り方の一つである。

*はじめてのたいやこうかん
 とまぁ師匠と長距離ドライブに行ったせいで、GT3の走行距離はまた伸びてしまったのである(笑)2ヶ月後には2年目点検があるのであるが、もう現段階で1.8万キロに達してしまってるのである(^_^;)まぁポルシェは少しぐらい距離が伸びても売値は然程落ちないが、でも低走行距離の個体が軒並み新車価格以上で売れてるのを見ると、何ちゅーか気分的にアレなのである(笑)というワケで:


以前にも言ったように、ポルセンでタイヤ交換してきたのである。納車から1.8万キロ、実はソレまで一度もタイヤを交換した事が無かったのである。今回左のリアタイヤが限界に達したという事で、4輪交換と相成ったのである。


コレが古いタイヤで、一番摩耗してた左のリアである。まだ使えそうに見えるが、曰く「真ん中の溝のスリップサインに到達してたらアウト」との事で、もうソコまで残り0.5mmを切ってたので、今回交換する事になったのである。


一番摩耗してないであろう右フロントがこんな感じである。前後のサイズが幅も径も違う(前255/35R20、後315/30R21)のもであるが、このクルマは左右ローテーションが出来ないし、左フロントも前と比べ1mmしか差が無い→リアだけ交換してもアレだという事である。


今の911はこうやって何もかもが電子制御で細かくデータ化して制御してるんで、タイヤ左右入れ替え等の余計な事するとややこしくなっちゃうんだそうである( ̄~ ̄)だから左右ローテーションはポルセンじゃ出来ないんだそうである。


パッドはまだ幾分か余裕があるので、このまま使い続けられるとの事である。


交換の目安であるが、この様にパッドの一部が欠けていて、ソコに摩耗センサーが設置されてるのである、パッドが摩耗するとセンサーも摩耗して、摩耗し過ぎてセンサーが断線すると警告灯が点灯する仕組みになってるのである。でもって写真で見る限り、センサーが断線するまではまだ3mmほど余裕があるので、まだ当分は大丈夫そうである。


ローターは一番外の小さな穴(正確には凹み)が目安になってるのである。ローターが摩耗し切ると凹みが消えるから、ソレが交換のサインである。理想はローターとパッドの同時交換であるが、ワタクシが「金ねンだわ」といったら「パッドだけでもおkです」と言ってくれたのでお言葉に甘える次第である(笑)


あとワタクシが個人的に面白いと思ったのが、水平対向エンジンの搭載位置である。エキマニ生えてるから分かると思うが、リアアスクルと同じ高さ&すぐ後ろにエンジンが搭載されているのである。911水平対向エンジンが低いトコに積まれてるというのは知ってたが、思ってる以上に低くて驚いたのである( ̄□ ̄;)ココまで重心が低けりゃ、そりゃコーナリングでロールしない筈である。


あとセンターロックなんで、当然だがナットは1つしかないのである。ナットの隣にあるのは締めるためのソケットである。


でもってコレが新品のタイヤである。曰く「サーキット行かなくても2万キロ前後で交換になるんで、サーキット走ってて1.8万キロは十分持った方」だそうである。ソレ即ち「タイヤに過度な負担を掛けて走るようなセッティングではない」という事である。


先ずは仮締めして、エンジンかけてブレーキ踏んでハブが回らないようにして、特殊なレンチで60Nmぐらい掛けて本締めして、キャップかぶせて交換完了である。この厄介さを見れば分かると思うが、一般的なタイヤと違って緊急時に1人でどうにかなるシロモノじゃないのである(^_^;)タイヤに何か非常事態があった場合は、迷わずロードサービスを呼んで最寄りのポルセンまで運んでもらうしかないのである。

*楽しさの代償
 GT3のタイヤ交換はこんな感じである。R35とは違ってランフラットタイヤではない→フツーのタイヤチェンジャーで交換作業できるので、4輪交換でも時間は大してかからないのである:

アホみたいに乗りまくってた1年目とは違い、2年目以降は走行距離も減ると思うので、次のタイヤ交換のタイミングは車検時になる・・・と思うのである(笑)ただサーキット走行がソコまでタイヤやブレーキの負担になってない事に関して、ワタクシは改めてポルシェの技術力に感銘を覚えるのである。R35はタイヤとブレーキに頼りまくりで、ソコんトコの消耗が激しかったからである(^_^;)


が、その代償がコレである(笑)前255/35R20&後315/30R21のタイヤが安い筈がないとは思ってたが、ココまで高いとは思わなかったのである(~_~;)まぁでもR35の場合、この距離とこの使用用途だったら前2回&後1回の交換だったから、ある意味コスパはR35より優れてると言えるのである。あとNDのタイヤ(RE-71RS)も1台分で8.6諭吉→11.8諭吉に値上がりしてる&R35用のタイヤも値上がりしてるだろうから、やっぱR35よりもコスパは良いのである。

 とまぁ、ワタクシの忙しい週末はこんな感じだったのである(笑)話は元に戻って、ワタクシと師匠はクルマの趣味も、サバゲーの趣向も、音楽の趣味も、何なら人生観ですら全然合ってないのである。でも互いに互いの話を楽しめるし、互いの生き方を尊敬し合えるのである。SNSとかで趣向の細かい違いを理由に互いに罵り合ってるのを見ると、何ちゅーか分かってないヤツが多過ぎるとしか言い様が無いのである┐(´∀`)┌話が合わなくったって人は尊敬し合えるし、その逆も然りである。やっぱ人類に自由はまだ早過ぎたと思う今日この頃であった。